アグリサイエンスで日本の農業を変革。有機農業ベンチャーが「FUNDINNO」で投資募る

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株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、新規案件「京都発の有機農業ベンチャー『オーガニックnico』。産学官連携で築いた栽培ノウハウを広め国内全農地の25%有機農業化に挑む!」の投資申込受付が7月21日から25日まで行われる。株式発行者の株式会社オーガニックnicoは2010年設立、資本金6690万円。目標募集額708万円、上限応募額2832万円。投資は1口12万円(1株)、1人5口まで。

同社は有機農業(化成肥料や農薬を使用せず、地産地消の肥料などで作物を育てる環境に優しい農業)に特化したアグリサイエンス事業、有機野菜事業を行う京都府のアグリテックベンチャー。生産技術やデータ活用術、設備運用ノウハウを活かし、これまでアグリサイエンス事業として受託研究と国内外で農業コンサルティングを行ってきた。今年から有機農業スクールを新設、既存の国内外での農業コンサルティング、受託研究に有機農業スクールを加えた3分野と有機野菜事業の4つの柱で事業拡大を図る。

年内に、有機野菜事業は生産性の向上、アグリサイエンス事業は国内でコンサルティング、スクール、受託研究を新たに顧客開拓して立ち上げ、事業の柱とする。中国では従来から行っていたコンサルティングの協業先を新たに開拓する。有機農業の一連のノウハウをフォローすることで、これまでの有機農業で得たデータや課題を活かし、新しいシステムを開発、それらをアウトプットすることでまた新たな課題を形成する「エコサイクルの実現」を目指す。29年に年間11万Kg以上の自社有機野菜の販売を計画している。

代表取締役の中村新氏は、オムロン株式会社で工場向けセンサの研究開発に22年携わった後、農学者だった父親の影響で有機農業に転身。MOA自然農法大学校で有機農業の研修、3年間の個人農家を経て、同社を立ち上げた。社名のnicoは「日本の有機農業シェア25%に向けて邁進する」という意味を込めたという。「標準化した栽培技術とデータ活用で有機農業の生産技術をパッケージにし、既存の農家、これから農業に挑戦しようとする人に提供して日本の農業を変革したい」と、投資による支援を呼び掛ける。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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