「NHK歳末たすけあい」受付12月25日まで。コロナ禍で支援を必要とする人々への寄付募集

※ このページには広告・PRが含まれています

「NHK歳末たすけあい」運動が中央共同募金会・NHK・NHK厚生文化事業団の共催で12月1日に始まった。NHK歳末たすけあいは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で減収や失業により生活に困窮している人々や、長引く外出自粛によって社会とのつながりが希薄になり社会的に孤立・孤独の状況にある人々など課題を抱える高齢者、障がい者、子どもたちを支える活動に役立てられている。豪雨など災害で被災された人々を支える活動にも充てられるという。

2021年は全国共通助成テーマとして「つながりをたやさない社会づくり〜あなたは一人じゃない〜」が掲げられている。NHK総合テレビのスポット放送や特設ホームページ内では、NHK歳末たすけあいを応援する著名人のメッセージも公開されている。俳優の山本耕史さんは「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、私が演じる三浦義村は盟友・北条義時とともに武士が権力を争う動乱の世を生き抜きました。今を生き抜こうとする誰かのために、あなたのやさしさをお願いします」と協力を呼びかけた。

芸人の阿佐ヶ谷姉妹さんは「時には家族のように、時には友のように、自分を支えてくれる人がいること、そんな存在がいるだけで、私たちは笑顔で毎日を過ごせています。みんなで支え合い、笑顔があふれる世の中に。あなたのやさしさをお願いします」とコメントした。

NHK歳末たすけあいへの寄付は各金融機関、郵便局窓口や各地のNHK放送局にて受け付けているほか、クレジットカードによる寄付も可能。赤い羽共同募金の一環として実施されており、税制上の優遇措置の対象にもなるという。受付は12月25日まで。なお、同時期に「NHK海外たすけあい」も実施され、日本赤十字社を通じてコロナ禍の世界各地で紛争や自然災害、感染症などに苦しむ人々への支援も行われる。

【関連サイト】NHK歳末たすけあい・NHK海外たすけあい
【関連サイト】NHK歳末たすけあい・NHK海外たすけあい「著名人からのメッセージ」
【関連サイト】赤い羽根共同募金「NHK歳末たすけあい」がはじまります

The following two tabs change content below.

岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
Twitter:@koji__O