国内認定団体JVCEAが取引高レポートを公開、現物取引は過去最高を更新

※ このページには広告・PRが含まれています

日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が、会員統計情報を3月10日に公開した。交換業者数は26社、2021年1月次の現物取引高は3兆8,693億1,300万円、証拠金取引高は20兆3,577億1,100万円となっている。

JVCEAは、暗号資産交換業および暗号資産関連デリバティブ取引業の国内自主規制団体だ。資金決済法に基づく「認定資金決済事業者協会」と金融商品取引法に基づく「認定金融商品取引業協会」を兼ねている。

2021年1月の現物取引高は3兆8,693億1,300万円となり、2020年12月の2兆2,139億7,800万円を大きく上回り過去最高の結果となった。全体口座数は、設定口座が3,939,243(約390万)、稼働口座が2,437,209(約240万)となっている。

ビットコイン(BTC)の現物保有量は、2021年1月時点で133,655BTCとなっており、今回公開されたレポート期間(2018年9月~2021年1月)における最低量となった。ビットコイン現物保有量の減少傾向は2020年3月より始まっている。一方で、保有額は上昇傾向にあることから1BTCあたりの価格が順調に高騰している結果が伺えるだろう。

2021年1月時点におけるその他暗号資産の現物保有量は、リップル(XRP)が2,684,082,884(約27億)、イーサリアム(ETH)が942,419(約94万)、ビットコインキャッシュ(BCH)が327,904(約33万)、モナコイン(MONA)が62,147,011(約6200万)、ライトコイン(LTC)が502,026(約50万)、ネム(XEM)が1,845,964,013(約18億)、ステラルーメン(XLM)が256,885,670(約2億5000万)となった。

現物取引高上位の暗号資産も公開されている。

2021年1月度

①ビットコイン(BTC)
②イーサリアム(ETH)
③リップル(XRP)
④ステラルーメン(XLM)
⑤ネム(XEM)

2020年12月度

①ビットコイン(BTC)
②リップル(XRP)
③イーサリアム(ETH)
④ステラルーメン(XLM)
⑤ネム(XEM)

【参照記事】統計情報 | 一般社団法人 日本暗号資産取引業協会(JVCEA)

仮想通貨取引を始めるなら

The following two tabs change content below.

株式会社techtec リサーチチーム

「学習するほどトークンがもらえる」ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル) 」を運営。日本発のブロックチェーンリーディングカンパニーとして、世界中の著名プロジェクトとパートナーシップを締結し、海外動向のリサーチ事業も展開している。Twitter:@PoL_techtec