ダスキン、GPIF採用の4つのESG指数に2年連続で選定。東証プライム上場企業「約4%」の狭き門をクリア

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株式会社ダスキンは8月10日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用した4つのESG(環境・社会・企業統治)指数すべてに選定されたと公表した。選定は2年連続で、同社によると、GPIFが採用している4つのESG指数をクリアしている企業は、東証プライム上場銘柄2190社の内87社、約4%(2021年7月31日時点)という“狭き門”だ。

4つのESG指数は①「FTSE Blossom Japan Index」②「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」③「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」④「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」。FTSE Blossom Japan Indexは英国FTSE Russellが算出・公表しているインデックス。ダスキンはESGの観点においてパフォーマンスが優れた日本企業として2年連続で構成銘柄に採用された。MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数は米国MSCI社が算出・公表している株価指数。ダスキンは4年連続で「AAA」に格付けされている。

MSCI日本株女性活躍指数(WIN)は、米国MSCI社が算出・公表している株価指数。同社は性別多様性に優れた企業として2年連続で構成銘柄に採用された。S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社(S&P)と日本取引所グループ(JPX)の東京証券取引所が共同で開発したESG投資のための環境株式指数で、同社の採用は4年連続。

ダスキングループは「企業として社会から求められる期待に喜びをもって応え、社会のお役に立ちながら持続的に成長する」というサステナビリティ方針を掲げ、ステークホルダーとの対話を通じて取り組むべきESG課題を特定すると共に、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する取り組みを推進していくと表明している。今回の選定を受けて「期待と信頼に応えるべく継続して改善を図り、さらなる企業価値の向上と持続可能な社会の実現に貢献する企業を目指す」と意欲を示した。

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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