凍らせずに食材の鮮度維持、食品ロスの解決目指すベンチャーがファンディーノで資金調達

株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、食材ロスを目指すベンチャー企業が資金調達に挑む。食材を氷点下前後でも凍らせずに管理できる製品を手掛けるルセット・ナイン株式会社は11月24日午前10時から投資申し込みの受付を開始、目標金額2500万円、上限応募額5000万円。(1口10万円、1人5口まで)

ルセット・ナインは、ビジネスモデルの開発・プロデュースを手掛けるダズリング・ナイン株式会社の出資を受けて2013年10月設立、資本金3800万円。高い鮮度保持効果を発揮する高電位発生装置「TT-Box©」という製品シリーズを展開している。 同製品は細菌などが活動できないといわれる3度以下の環境で、食材を凍らせずに保管でき、食材の劣化を最大限防止することができる。

3度以下の環境では細菌などが活動できないといわれる

冷蔵庫や冷蔵設備に「TT-Box©」を搭載すると、空間内に高電位電圧をかけ、電界が発生。それにより、食材の水分子を整え、食材の乾燥や劣化を防ぐ。「TT-Box©」の鮮度保持技術は、農産物や水産物などの通常保存期間に比較して、3倍から4倍以上の保存期間を実現するという。

技術の根幹は、島根県のマルシェマシナリー社が開発した特許取得技術で、製品は冷蔵庫タイプと後付けタイプの2種がある。鮮度を維持することで、劣化による食材ロスはもちろん、生産から食品製造・加工、物流、飲食や販売までの負荷も軽減する。

鮮度を維持することで、劣化による食材ロスはもちろん、生産から食品製造・加工、物流、飲食や販売までの負荷も軽減

大塚早希子ルセット・ナイン社長は、ダズリング・ナイン社で地域活性化事業に携わった経験から、食材の鮮度を維持する重要性を実感。TT-Box©の普及・拡大で「フードロス」の解決に取り組む。現在、同技術はマルシェマシナリー社と同社の実績と合わせて、導入先はレストランや食品製造加工の現場、農水産業の生産地1700カ所を超えている。今後は当該技術の国際特許を取得、国際的な市場展開を行っていき、フードロス問題の解決策を海外でも展開していくことを目指す。また、専門的なアライアンスパートナーと共同で、新分野への応用も進めていくという

今回、ルセット・ナイン社が資金調達を行う「ファンディーノ」は国内初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、累計成約額は国内取引量1位の24億5,016万円(2019年11月現在)。

投資家は、ファンディーノ上で一口10万円の小口からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。

応募企業については、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。

審査は公認会計士等専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、その後の審査会議においては多数決ではなく、会議メンバー全員一致で決定するという厳しい基準で審査を行っており、実際に審査を通過する企業は5%未満となっている。

ファンディーノで投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に登録を済ませておくことが必要となる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 少額株式投資・ロボアドバイザーチーム

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