モンゴル発レザーブランドで途上国の社会問題解決に挑む「HushTug」がイークラウドで資金募集

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株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「イークラウド」で2月20日午前9時から、第4号案件「前年比300%超売上達成。モンゴル発レザーブランドで途上国の社会問題解決に挑む『HushTug』」の投資申し込み受け付けが開始された。募集を行うラズホールディングス株式会社はバッグブランド「HushTug(ハッシュタグ)」を展開するベンチャー。商品の販売を通じてモンゴルに産業と雇用を創出、深刻化する大気汚染などの社会問題の解決を目指す。目標募集額996万円、上限募集額6千万円で、投資金額コースは12万円(20株分)、24万円(40株分)、36万円(60株分)、48万円(80株分)。申し込みは3月20日まで。対象企業へ投資した年の株式譲渡益から対象企業への投資金額全額を控除できる「優遇措置B」の対象となっている。

ラズホールディングス社は2015年設立、シンプルで高品質な本皮製品を手頃な価格で提供するD2Cブランドとしてハッシュタグを上市した。モンゴル産のレザーを素材に使用することについて、同社は貧富の格差、環境汚染をはじめとした、現地の深刻な社会課題を挙げる。「ゴミ山に暮らす人たちと、高級車や大きな家を持つ富裕層が半径10km以内に混在」「PM2.5の数値はWHOが定める数値の100倍以上(北京の5倍以上)で世界最悪の大気汚染」といった問題だ。これらを根本的に解決するため、同社は「モンゴルに世界に通用する持続可能な産業を創出する」という理念を掲げ、ブランドを立ち上げたという。

シンプルで高品質な本皮製品を手頃な価格で提供するD2Cブランド「ハッシュタグ」

ハッシュタグは、レザー大国イタリアにも輸出される高品質な皮革を、モンゴル国内で加工している。SPA(製造小売業)方式で中間マージンを省き、製品は従来の半分から三分の一という低価格。モンゴルの資源と日本が誇る技術を融合させることで、現地で働く職人に技術を身につけてもらい、日本の消費者には長く使える高品質な製品を求めやすい価格で届ける。コロナ禍でアパレルメーカーの売上が低迷する中、同ブランドは前年比300%の売上増加を達成。販売開始から1年半で単月黒字化を達成し、年商1.4億円に成長した。

コロナ禍でアパレルメーカーの売上が低迷する中、ハッシュタグは前年比300%の売上増加を達成

現在はオンラインショップを通じて販売を行っており、中期的にはデジタルマーケティングとショールームを融合するモデルを確立して全国展開を計画、、海外展開を視野に事業を加速させる。

案件の開示を記念し、19日に同社代表取締役CEOの戸田貴久氏を迎えた投資家向けトークライブを開催。戸田氏は「途上国に持続可能な産業を創るという挑戦に共感してくれる方、後世に繋がるグローバルブランドを一緒に創っていきたい方、ぜひ応援を」と呼び掛けた。イークラウドの同社の募集ページにアーカイブ動画を掲載している。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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