コインチェックからGMOコインへビットコインを送付する方法を解説【暗号資産初心者ユーザー向け】

暗号資産(仮想通貨)投資家にとって、ビットコイン取引所の手数料が無料であり、取引画面がシンプルでわかりやすいコインチェックは、人気の高い暗号資産取引所です。ビットコイン投資に慣れてくると、アルトコイン投資やレバレッジ取引にトライしたくなり「保有しているビットコインを他の取引所に送付したい」と考える投資家も多いと思います。

ビットコインの送付は慎重さが求められ、初心者にとっては特に勇気がいる作業です。ビットコインの送付ではメールアドレスの送信と似た要領で宛先アドレスを自分で設定し、自分で送信ボタンを押すことになります。そこで今回はコインチェックで取得したビットコインをGMOコインへ送金する方法についてご説明します。

目次

  1. 多くの暗号資産ユーザーが最初に登録するコインチェック
  2. アルトコインの板取引が可能なGMOコイン
  3. コインチェックからGMOコインにビットコインを「送金」する方法
    3-1. GMOコインで預入アドレスを取得する
    3-2. コインチェックで送付先アドレスを登録する
    3-3. ビットコインを送金する
  4. 送金履歴の確認方法
  5. ビットコインと送金手数料
  6. テスト送金の重要性

①多くの暗号資産ユーザーが最初に登録するコインチェック

Coincheck
コインチェックは、大手金融会社マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する暗号資産取引所です。現在までにコインチェックの本人登録済みのユーザー数は99万口座で国内No.1となっています(2020年7~9月期のマネックス決算報告より)。

コインチェックの特徴

  • 販売所の取扱通貨15種類で国内No1
  • 取引所のビットコイン取引手数料が無料
  • 2020年の年間アプリダウンロード数1位
  • 15種類の暗号資産貸し出しの金利として暗号資産がもらえる
  • 価格変動に強いとされる積立機能が利用できる

②アルトコインの板取引が可能なGMOコイン

bitFlyer
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。暗号資産取引サービスは取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4つを設けており、アルトコインの板取引が充実しています。初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は34.1万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2020年12月期第4四半期決算資料より)。

GMOコインの特徴

  • 取引所形式でも販売所形式でも主要な暗号資産が購入できる
  • アプリから取引所、販売所を利用することができ、テクニカル分析も可能
  • 取引所(現物取引)の手数料が–0.01%〜0.05%と安い
  • 板取引のレバレッジ取引、2Wayプライスの暗号資産FXを提供
  • 価格変動の厳しい仮想通貨取引に対応する「スピード注文」機能

③コインチェックからGMOコインにビットコインを「送金」する

GMOコインはライトコインやXRP、イーサリアムなどの板取引や、レバレッジ取引など、コインチェックには無いサービスを備えています。ここでは仮想通貨初心者がコインチェックで購入したビットコインをGMOコインに送金する場面を想定してご説明します。

前提として事前にコインチェックとGMOコインの口座開設と本人確認を済ませ、既にビットコインを保有している状態を想定しています。コインチェックのビットコイン購入方法の詳細を知りたい方は、こちらの記事でご確認ください。

【関連記事】【暗号資産投資初心者向け】コインチェックの販売所、取引所の違いについて解説

3-1. GMOコインの送金先アドレスを取得する

仮想通貨のアドレスは口座番号のようなもので、27~34 文字の英数字で構成されます。暗号資産取引所はユーザー固有のビットコインアドレスを割り当てているため、送金先の取引所でそれぞれビットコインアドレスを確認できます。


GMOコインの場合、ログイン後の会員ページのサイドメニューで【入出金】をクリックし、【暗号資産】→【預入】の画面で「ビットコイン」を選択すると、自分のビットコインアドレスが表示されます。「ビットコインアドレスをコピー」をクリックすると、文字列を正確に記録できます。*不正確なビットコインアドレスに送金した場合、絶対に取り戻すことはできないので注意しましょう。

3-2. 送金先アドレスを登録する

GMOコインの自分の口座のビットコインアドレスを取得したら、コインチェックのサイトで宛先アドレスとして登録します。下図はコインチェックのログイン後、サイドバーから「コイン送金」を選択し、「ビットコインを送る」→「送金先リストの編集」をクリックした状態です。

ここで、送金先の【新規宛先】を追加しましょう。外部アドレスの「ラベル」は任意で設定できます。自身でアドレスを管理する際にわかりやすい名前をつけましょう。

Coincheck-address13
Coincheck address

ご登録の携帯電話番号に届くSMSに記載された認証コードを入力すると、外部アドレスの登録作業が完了です。

3-3、ビットコインを送金する

先ほどの「コイン送金」画面でビットコインの「送金先リスト」に登録した外部ビットコインアドレスが加わります。

Coincheck address3
外部アドレスを選択し、「送金数量」を入力し、手数料を確認し、「送金する」ボタンをクリックします。この段階で認証アプリによる2段階認証が必要となります。コインチェックは、Google Authenticatorなどの認証アプリに対応しています。

以上でビットコインの送金作業は完了です。コインチェックが確認後、送金作業が実行されます。

③ビットコインと送金手数料

ビットコインは10分毎にブロックが生成され、マイナーは基本的にブロックに含める取引(送金)を時系列で選択します。ビットコインのブロックサイズは1MBの上限があるので、取引件数が増える混雑時には順番の待ち時間が長くなります。この時、手数料の高い取引は優先してブロックに含まれることになります。

コインチェックでは、ビットコイン・ネットワークの混雑状況に合わせて手数料を変動させる「変動型送金手数料」を採用しています。ネットワーク手数料の高騰に伴う送金遅延を最小限にするため、以下のような区分を設けています。手数料が高いタイミングを避けて、ビットコイン送付を利用するようにしましょう。

CC Fee

④送金履歴の確認方法

History
コインチェックで行ったビットコインの送金履歴は「コイン送金」で確認できます。送金先アドレスとは別に“TX IDトランザクション ID)”というのがありますが、これは、ブロックチェーン上の取引毎に付与された識別子です。ビットコインエクスプローラーでトランザクションIDをチェックすれば、送受信アドレスや数量など、取引の詳細を確認することができます。

⑤テスト送金の重要性

ビットコインは分散型ネットワークで動いており、インターネットを介して直接送金先とつながる仕組みです。金融機関の営業日に縛られずに、海外送金でも安価な手数料でスピーディーに行なうことができるので便利です。

ただし、送金時間はビットコインのマイニングの状況だけでなく、取引所によっても変わってきます。コインチェックでは一度に、もしくは短期間に多額の送金がある場合や、セキュリティ上の観点から必要と判断した場合に、顧客の送金申請をストップして内容確認を行います。送金処理が完了していなければキャンセルは可能ですが、送金処理が完了すると送金のやり直しやキャンセルはできなくなります。

また、誤送金による損失を予防するためにも初めて利用するアドレスは少額の「テスト送金」を行うことをおすすめします。例えば1 BTCを送金したい場合は、一度0.001 BTCの送金を試し、着金を確認した上で改めて残りの金額を送るということです。

ビットコインネットワークにブロードキャストされると、コインチェックとGMOコインのサポートが及ばない領域です。アドレスの間違いはそのまま喪失につながります。ビットコインの送金処理はくれぐれも慎重に行うようにしましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチームは、暗号資産投資やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、暗号資産に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。