VanEck版ビットコインETFが再度申請を延期、SECはパブリックコメントを募集

※ このページには広告・PRが含まれています

米国証券取引委員会(SEC)は5月20日、シカゴオプション取引所(CBOE)の申請するVanEck社とSolidX社共同提案のビットコインETFに関する審査を再度延期した。SECは今回の延期発表と同時に、関係者から意見を聴いて参考にするパブリックコメントを募集した。コメントは6月10日まで受け付けている。

ビットコインETFは、ビットコイン価格やビットコインに関する価格指標などを元に構成される上場投資信託だ。CBOEの申請するビットコインETFは、ビットコイン現物と価格が連動するように組成されたビットコインETFであることから、当局が監視・監督を行いやすいとして申請認可へ有力視されている。

ビットコインETFの成立は、機関投資家の資金が流入するきっかけになるとして注目されている。引き続き、VanEck版ETFの可否に注目していきたい。

【参照URL】 Order Instituting Proceedings to Determine Whether to Approve or Disapprove a Proposed Rule Change to List and Trade Shares of the VanEck SolidX Bitcoin Trust

仮想通貨取引を始めるなら

The following two tabs change content below.

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。