イーサリアムがいよいよPoSへ移行!PoSを採用している暗号資産って何?

イーサリアム(ETH)は暗号資産市場の中でも時価総額2位を誇る暗号資産です。そのイーサリアムが近々「イーサリアム2.0」へとアップデートされる予定です。イーサリアムは2015年に一般公開されてから、今回の大型アップデート「イーサリアム2.0」を経てコンセンサスアルゴリズムをProof of Work(PoW:プルーフ・オブ・ワーク)からProof of Stake(PoS:プルーフ・オブ・ステーク)へ移行することが決まっています。

イーサリアムではこれまでさまざまなプロジェクトが作られてきましたが、その度に大量の取引(トランザクション)を処理できないという問題に直面してきました。新たなコンセンサスアルゴリズムへの移行により、効率良く大量のトランザクション処理が実現される予定です。

ここでは、イーサリアム2.0で採用されるPoSの特徴から、ビットコインなどで採用されているPoWとの違いなどを詳しく解説していきます。その中で、PoSを採用する暗号資産、PoWを採用する暗号資産についても詳しく見ていきましょう。

目次

  1. イーサリアム2.0で採用されるPoSの特徴とは?
  2. PoWとは?PoWにある問題点とは
  3. PoSを採用する暗号資産
  4. 初心者がイーサリアムを購入・保有するなら
    4-1. 国内最多!13種類の暗号資産を取り扱っているCoincheck
    4-2. 金融大手SBIグループが運営するSBI VCトレード
  5. まとめ

①イーサリアム2.0で採用されるPoSの特徴とは?

PoSでは、暗号資産の所有量と保有量から算出される「コインエイジ」によって、暗号資産のマイニング難易度が調整されます。コインエイジ(コイン保有年数を示すもので、取引や採掘の際の優先度として使用されます)の概念が導入されれば、一部のマイナーによるマイニング報酬の寡占化も解消される可能性があり、個人でもステーキングによりイーサを獲得することが可能になります。また、PoWのようにハッシュパワーによる競争やPoWにかかる膨大な電力を抑えることができる仕組みとして注目を集めています。

②PoWとは?PoWにある問題点とは

PoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)とは、ビットコインのブロックチェーンに採用されている、正しくトランザクションを記録し続けるための仕組みのことです。

特定の管理者を置かずに不特定多数のユーザーがネットワークを管理するためには、大量に発生するトランザクションすべてを監視し正当性を担保する必要があります。悪意のある一部のユーザーがトランザクションを改ざんできてしてしまうと、そのブロックチェーンを信用することができず、支払いのために利用することができなくなるためです。

ビットコインでは、こうしたリスクに対して、「正しいトランザクションを記録し続けることに対して経済的インセンティブを付与する」という仕組みを導入しています。こうしたトランザクションを記録するための作業は「マイニング」と呼ばれ、ビットコインの報酬を受け取るためにネットワーク運営に関わる人々「マイナー」がマイニングに参加しています。

ビットコインがもたらす大きな利益は多くのマイナーをマイニングに誘い、その結果として環境への負荷が懸念されるほどの電力が消費されるようになりました。コンピューターの処理速度が高ければ高いほど有利になるマイニングは、資本力をもつ企業を引き込み続け、今では一部のマイナーがマイニングを独占するリスクも指摘されています。

③PoSを採用する暗号資産

PoSを採用している暗号資産には、カルダノ、テゾス、トロンなどがあります。PoSを採用する暗号資産は、ステーキング報酬やマーケット流通量、スケーラビリティなどに対する期待が高まっていることから、2020年に入ってからも人気が高まっています。

そうした中、PoSを採用する予定であるイーサリアムも注目を集めています。個人でもマイニングに参加できるようになるため、いまや大規模な設備が必要なマイニングにも個人レベルで参加できるようになります。

イーサリアムにPoSが採用されると、イーサリアムをトレードをすることなく、保有数を減らさずにイーサ保有量を増やすことができるようになります。そのため、初心者のように取引に不慣れな場合はイーサリアムへの投資が有力な選択肢となるでしょう。

④初心者がイーサリアムを購入・保有するなら

初心者がイーサリアムを保有するには、国内取引所を利用してイーサリアムを購入する方法がおすすめです。ここではHEDGE GUIDE編集部がおすすめする暗号資産取引所をご紹介します。

4-1. 国内最多!13種類の暗号資産を取り扱っているCoincheck


Coincheckは、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。Coincheckは、国内でも最多の仮想通貨を取り扱っており、イーサリアムも取り扱われています。Coincheckの最小注文数量は500円であり、少額から人気の高いアルトコインを購入できます。

取引画面はすっきりとしたシンプルなデザインを採用し、インターフェイスの操作性の良さが特徴です。暗号資産取引の初心者でも直感的に利用できるとの声も多いです。スマホアプリは資産状況や価格状況を確認しやすくなっており、累計ダウンロードは295万件(2020年7月時点)を突破しています。

4-2. 金融大手SBIグループが運営するSBI VCトレード


SBI VCトレードはSBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する暗号資産取引所です。SBIホールディングスはグループ会社で約800万口座の顧客基盤を支えるサービス提供体制が整った大手金融機関です。SBI VCトレードでは、グループ企業で培ったノウハウやシステムはもちろん、顧客保護の体制が特に強化されています。

SBI VCトレードは、ビットコイン、イーサリアム、XRPの3種類を取り扱っており、販売所形式の現物取引サービス「VCTRADE」と、「板」取引を採用した「VCTRADE Pro」を提供しています。SBI VCトレードの口座開設者はどちらのサービスも無料で利用できます。スマホアプリ「VCTRADE SP(iOS、Android)」は、販売所、取引所の両サービスが利用できるため投資初心者から、「手数料を考慮してしっかりと利益を追求したい」と考えるトレーディング目的の投資家まで、幅広いニーズに応えるサービスとなっています。

⑤まとめ

イーサリアムは価値の保存を目指すビットコインとは異なり、さまざまな契約を自動化する「スマートコントラクト」を実行可能な分散型プラットフォームです。現時点ではトランザクションの増大に伴うスケーラビリティの問題やガス代高騰などさまざまな問題も抱えていますが、イーサリアム2.0によってこうした問題が解決の方向へ向かっていくとされています。

イーサリアムを取り扱っている暗号資産取引所は数多くありますが、暗号資産取引所はそれぞれ特徴的なサービスを提供しているのでその内容を事前に把握しておくことがおすすめです。具体的には、Coincheckは優秀なインターフェイスを搭載しているので初心者から高い人気があります。

暗号資産取引所ではそれぞれサービスや特徴が異なるので1社に絞らず、2、3社に口座を開設して、目的に応じて使い分けるのがお勧めです。暗号資産取引所は緊急のメンテナンスや取引制限が発生することもあるため、複数口座を開設しておくことで、いつでも取引できる環境を整えることができます。この機会にぜひ各社のサービスを実際に確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。