世界的にサステナビリティへの関心が高まっているなか、長期的な資産運用にも目が向けられています。長期投資のなかでも、ESG投資は環境、社会、ガバナンスを重視した経営を行う企業の株式や債券などを対象とした投資方法で、長期の資産運用に適していると言われています。
そこでこの記事では、最近よく見聞きするようになったESG投資の特徴や、メリット・デメリット、始め方について詳しく紹介していきます。ESG投資は気になっているという方は、参考にしてみてください。
目次
- ESG投資とは?国際的な動向やESGのキーワードも
1-1.世界の投資マネーがESG投資に向かっている
1-2.投資家はリスクを抑えた長期的な運用が期待できる
1-3.日本政府も「脱炭素」「サーキュラー・エコノミー」「脱プラ」を推進
1-4.2021年開催のCOP26で世界の気候変動対策の基準は事実上『1.5度』にシフト
1-5.生物多様性の損失や回復(ネイチャー・ポジティブ)の議論・取り組みも加速
1-6.「ブルーエコノミー」「ブルーカーボン」海洋の環境や生物多様性にも高い関心 - ESG投資のメリット・効果
2-1.長期の資産形成に向いている
2-2.長期的な運用パフォーマンスが期待できる
2-3.社会貢献につながる - ESG投資のデメリット・問題点
3-1.短期的なリターンは小さくなりやすい
3-2.投資先の選定に手間がかかる
3-3.ESG銘柄の中には「グリーン・ウォッシュ」の企業も - ESG投資を始める方法
4-1.ESG投資信託等に投資する
4-2.自らESG投資先を選ぶ
4-3.まちづくりファンドやマイクロファイナンスなどのESG案件に投資する - まとめ
1 ESG投資とは?国際的な動向やESGのキーワードも
ESG投資とは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス=企業統治)の3つの観点から企業の将来性や持続性などを分析・評価した上で、投資先(企業等)を選別する方法のことです。
これまでの投資方法では、企業の業績(利益額や利益率等)や財務状況(負債額やキャッシュフロー等)といった財務情報が、投資を判断する上での主要な評価材料とされてきました。
しかし、最近では財務情報だけでは企業の持続性や長期的な収益性を図るのは不十分ではないかと考えられるようになり、ESGという非財務情報の要素を加えて投資判断されるようになりつつあります。
「儲かっている」「財務状況が良い」といった点を評価するのに加え、「環境問題の改善への取り組み」「地域社会への貢献」「従業員への配慮」「法律順守の企業活動」などのESG課題に前向きに取り組んでいる点も含めて評価され、投資先が選定されます。
具体的には、環境面では温暖化防止や省エネ化等の環境負荷の軽減、多様性面では外国人社員の雇用、女性社員の幹部登用、コンプライアンス面では働きやすい職場環境の整備、社外取締役の積極的登用、などに取り組む企業がESG投資の対象となります。
ESG投資に関するニュース
1-1 世界の投資マネーがESG投資に向かっている
ESGという概念が認識され始めたのは、2006年に当時の国連事務総長のアナン氏が機関投資家に対し、ESGを投資プロセスに組み入れる「責任投資原則」(PRI)を提唱したことがきっかけです。
国連の責任投資原則(PRI=Principles for Responsible Investment)とは、「環境、社会、ガバナンス課題と投資の関係性を理解し、署名機関がこれらの課題を投資の意思決定や株主としての行動に組み込む際に支援を提供することを目的」とするものです。
2008年のリーマン・ショック後の資本市場において短期的な利益を目指す投資スタイルへの反省や批判が高まり、世界の多くの投資機関がこの責任投資原則(PRI)へ署名するようになりました。
2020年8月時点で3332の年金基金や運用会社等がPRIに署名しており、日本では85機関が署名、その運用資産残高の合計は103兆ドルに達しています。日本でも170兆円以上の年金資産を管理・運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も2015年にPRIに署名しています。
このように世界の投資マネーはESG投資へ向かっており、ESG課題に取り組む企業は有望な投資先として期待されています。
1-2 投資家はリスクを抑えた長期的な運用が期待できる
ESG投資ではESGの要素も投資の判断材料として加えられるため、リスクを低めに抑えつつ、長期的なリターンを確保していくのに適した投資方法と評価されています。そのため年金資産等を運用する機関やファンド(投資の基金等)などにも適しているのです。
GPIFには「年金事業の運営の安定に資するよう、専ら被保険者の利益のため、長期的な観点から、年金財政上必要な利回りを最低限のリスクで確保することを目標とする」という投資原則があり、ESG投資はこの内容と合致します。
また、2015年の国連サミットでは、世界が様々な社会課題を解決して持続可能な発展を遂げられるように、新たな国際目標となる「SDGs」(持続可能な開発目標=Sustainable Development Goals)が採択されました。その結果、世界の国や企業等が様々な環境問題や社会問題などの解決に向けて莫大な資金を投資し始めています。
つまり、ESG課題に取り組む企業はそうした社会的課題も解決していくため、SDGs関連投資の需要を取り込むことが可能であり、社会貢献と同時に一定の収益の確保も見込まれています。
1-3 日本政府も「脱炭素」「サーキュラー・エコノミー」「脱プラ」を推進
2020年10月26日、菅総理が就任後初の所信表明演説において「2050年温室効果ガス排出量ゼロ」を表明しました。これにより、パリ協定の1.5度努力目標が視野に入る長期目標に踏み込んだことになります。この所信表明は、日本国内のESG投資の重要性を改めて認識させる契機となりました。
また、2021年1月19日には、環境省と経済産業省が「サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス」を取りまとめ、公表しています。これは、政府が策定する世界初のサーキュラー・エコノミーに特化した開示・対話ガイダンスで、サーキュラー・エコノミーやプラスチック資源循環に資する取り組みを進める日本企業が、国内外の投資家や金融機関(「投資家等)から適正に評価を受け、投融資を呼び込むポイントを、事例を交え解説しています。
このように、政府がESG投資に対して積極的な姿勢を示していることから、企業や投資家もESG投資に目を向ける機会が増え、ESG投資には追い風となっている背景があります。
【関連サイト】サーキュラーエコノミー推進プラットフォーム「Circular Economy Hub」
1-4 2021年開催のCOP26で世界の気候変動対策の基準は事実上『1.5度』にシフト
2015年に採択されたパリ協定は第2条で、世界全体の目標を「平均気温を2度より充分低く保ち、1.5度に抑える努力を追求する」と定めていましたが、2021年10月末から開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議、会期10月31日~11月13日)では、世界の目標としての「1.5度」が強調され、世界の気候変動対策の基準が事実上『1.5度』へとシフトしました。これにより、各国で気候変動対策への取り組みをより強化していくことが想定されます。
1-5 生物多様性の損失や回復(ネイチャー・ポジティブ)の議論・取り組みも加速
ESGの環境面において、気候変動と並ぶ重要なテーマの一つとして注目されているのが「生物多様性」です。生物多様性が失われてしまうと生態系が崩れてしまい、生態系によって支えられている私達の生活も立ち行かなくなります。
生物多様性は、1992年の国連環境開発会議で国連生物多様性条約(Convention on Biological Diversity, CBD)で本格的に議論が始まり、2010年に愛知県で開催されたCBD COP10では2020年までの具体的な目標が掲げられました。2021年10月にはCBD COP15が開催され、2030年までのグローバル目標(生物多様性枠組み)が議論されています。
生物多様性の分野において注目が高まっているのが「ネイチャー・ポジティブ」という概念です。ネイチャー・ポジティブは、従来の「生物の多様性を維持する」だけではなく、事業活動を通じて「生物の多様性を回復する」というものです。COP15においても、ネイチャー・ポジティブがカギになると言われており、2030年までに生物多様性を回復・増加させていくという目標が設定される予定です。
ただ一方で、生物多様性に関する企業の取り組みはまだ途上の段階で、個別企業での取り組みは始まっているものの、気候変動ほどの評価の仕組みなどはまだありません。ESG投資においては、これから重要度が高まってくると考えられるテーマです。
1-6 「ブルーエコノミー」「ブルーカーボン」海洋の環境や生物多様性にも高い関心
2009年10月に国連環境計画(UNEP)の報告書において、藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれた(captured)炭素が「ブルーカーボン」と命名されました。ブルーカーボンを隔離・貯留する海洋生態系として、海草藻場、海藻藻場、湿地・干潟、マングローブ林が挙げられ、これらは「ブルーカーボン生態系」と呼ばれます。
また、「ブルーエコノミー」はSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」に通ずる概念で、海を守りながら経済や社会全体をサステナブルに発展させることを前提とした考えです。生物多様性への関心が高まる中、海洋への影響やインパクトにも目が向けられていくと考えられます。
2 ESG投資のメリット・効果
ESG投資にどのようなメリットとデメリットがあるのかを見ていきます。
2-1 ESG投資は長期の資産形成に向いている
テクノロジーやビジネスモデルなどの革新性が高い急成長企業への株式投資やFXなどでは短期的に大きなリターンを見込めるぶん、リスクも大きくなるため、投資初心者やリスクを抑えた長期投資には向いていません。
一方、ESG投資は短期の大きなリターンを目指す投資方法ではなく、長期で安定したリターンを目指す運用となります。企業の長期に渡る経営においては経済環境や自然環境等の変化、法律・規制等の変更、労働や人権等に対する価値観の変容、企業や消費者等の購買行動の変化などが起こり、企業にとっては大きなリスクになることもあります。ESGに取り組む企業は、このようなリスクへの対応力が高いと言われています。
また、最近ではESGに取り組まない企業から投資資金を引き上げる「ダイベストメント」などの動きも大きくなってきています。たとえば、年金基金などの機関投資家が石油やタバコなどに関連する企業からダイベストメントを行っていますが、そういった業界は長期的に株価が下落する可能性があります。ESGに積極的に取り組むことで、このようなリスクに事前に対処することができるようになります。
2-2 長期的な運用パフォーマンスが期待できる
ESG投資では、投資対象となる企業の資産価値が長期的には変動しにくいと考えられているため、投資家は長期的な運用パフォーマンスを実現しやすくなる可能性があります。
短期の利益追求型の企業に対する投資評価は、業績が良ければ大きく上昇し、悪ければ大きく下落しやすいのが特徴です。また、その企業に不祥事等が起これば企業価値は急激に下落することもあります。そのため、ESGに配慮しない企業への投資では、長期的なリターンが期待しにくいという側面があります。
ESG投資での投資先は長期的な視点から選定されているため、一時的な経済や企業業績等の悪化でも投資から外されるリスクが小さくなると考えられます。
2-3 社会貢献につながる
ESG投資を通じた投資により、社会貢献をすることができます。ESG投資での投資先は環境、貧困、人権、労働などの様々なESGの課題解決に取り組む企業であることから、ESG投資はその企業の社会的課題解決を後押しすることになるわけです。
たとえば、環境配慮に特化した事業の資金調達手段として発行される社債はグリーンボンド(Green Bond)と呼ばれ、その社債や投資信託などを購入することが環境に優しい行動につながります。
3 ESG投資のデメリット・問題点
以下では、ESG投資のリスクやデメリットについても確認していきたいと思います。
3-1 短期的なリターンは小さくなりやすい
ESG投資の投資先は、短期的に大きな利益を狙う企業ではなく、ESG課題に取り組む優良企業です。投資は効率性を重視して行われるのが一般的ですが、ESG投資の場合はリターンよりもESGへの貢献等も考慮した投資先を重視するため、短期的な目線で見るとリターンは小さくなりやすい傾向があります。
ESG投資が従来の投資方法のパフォーマンスを上回る可能性もありますが、ハイリスク・ハイリターンな投資先よりもリスクを抑えられるぶん、リターンも控えめになる可能性があることを認識しておきましょう。
3-2 投資先の選定に手間がかかる
ESG投資の場合、財務情報等に加えESG要素の分析・評価もする必要があり、個人が行うには負担が大きい場合もあります。
財務情報等の分析・評価だけでも企業の財務や営業等に関する知識が必要になる上、ESG要素も見極めた上で投資判断を下す必要があります。そのため数多くの資料を探して分析するなど、準備や作業に多くの手間がかかることもあるでしょう。
3-3 ESG銘柄の中には「グリーン・ウォッシュ」の企業も
本来はESGに積極的に取り組んでいない(もしくはESGを無視した事業活動を行っている)にも関わらず、市場での評価を上げるためにESGに取り組んでいる企業であるかのように見せようとすることを「グリーン・ウォッシュ」と呼びます。最近はこのグリーン・ウォッシュの問題にも注目されるようになってきています。
ESG投資の潮流に乗って投資家を集めようと、ウェブサイトやIR情報などでESGに関して実態よりも過度に情報発信を行っている企業もありますので、ESG企業の選定時は複数の情報源から判断することが望ましいでしょう。
グリーン・ウォッシュはどう見極めればいい?
グリーン・ウォッシュかどうかの見極め方としては、たとえば①ESGに関する長期的な取り組みの計画を確認する、②その企業の社員に対して自社の取り組みをどう思うか直接聞いてみる、といったことが有効です。
その理由としては、①グリーン・ウォッシュを行っている企業や事業は取り組みの実態を伴わないため、ESGに関する長期で具体的な計画までは持っていないことが多いこと、②企業が掲げるESGの方針や取り組みに現場の社員が納得していないと実態が伴わない営業活動が行われるためです。
なお、現場の社員までは理解が進んでいない後者のケースでは、経営陣やその周辺は本気で取り組みたいと考えているものの全社に浸透するまでには至ってはいないという状況なので、たとえば株主になって株主総会などでその状況を改善してほしいとメッセージを伝えたり働きかけをしていくことも、エンゲージメント(建設的対話)と呼ばれる重要なESG投資の手法となります。
疑わしいからといってすべてをグリーン・ウォッシュと切り捨てるのではなく、応援したい企業や長期的に続いてほしい企業については、エンゲージメントも視野に入れた投資を進めてみると良いでしょう。
4 ESG投資を始める方法
ESG投資を始める方法は、「ESG投資を重視した投資信託に投資する」「自身でESG重視の企業を選び投資する」の2種類に大きく分かれます。
4-1 ESG投資信託等への投資
個人でESG投資の対象を探すのは容易ではないため、ESG投資に該当する投資信託(ESG投資信託)の運用会社や販売会社(証券会社や金融機関)などの情報をもとに、ESG投資信託を選ぶという方法が簡単です。
企業のESG要素を評価する方法は様々ですが、国内の投資運用会社や証券会社も独自にESG要素で評価した銘柄を取り扱っています。
たとえば、ニッセイアセットマネジメント株式会社では、「日本株式ESG資産形成ファンド」という投資信託を取り扱っています。この商品は日本企業の株式を投資対象とし、ESGに対する取組みに優れ、株価上昇が期待される銘柄を選定して中長期的な観点からTOPIX(東証株価指数)を上回る投資成果の獲得を目指すものです。
どのような基準で投資しているか、どのような企業を投資先としているかなど詳しい内容は投資信託説明書(交付目論見書)等に記載されており、こうした資料を確認して投資判断すれば良いでしょう。
ほかにも、国内の主要な運用会社では以下のようなESG投資信託が提供されています。
- アムンディ・ジャパン:「SMBC・アムンディ クライメート・アクション」
- 三井住友DSアセットマネジメント:「世界SDGsハイインカム・ファンド」
- 野村アセットマネジメント:「野村ACI先進医療インパクト投資 Bコース 為替ヘッジなし 資産成長型」
他にも、2020年8月24日に野村證券が新たに設定したESGファンド「野村ブラックロック循環経済関連株投信(愛称:ザ・サーキュラー)」も設定日にAコース(米ドル売り・円買い)が331億円、Bコース(為替取引なし)が450億円の資金が集まり、初日から非常に高い関心が寄せられました。
4-2 自らESG投資先を選ぶ
投資先を評価するだけの専門知識や情報収集が必要になりますが、個人で企業のESG要素を分析・評価して投資先を選び投資するという方法もあります。
各企業のESG要素に対する取り組み状況については、コーポレートサイトで確認することもできますが、有価証券報告書(上場企業が発行するIR資料)や統合報告書(企業の価値創造に対する方針や戦略等の資料)に記載されることもあります。
特にESGへの取り組みに積極的な企業は統合報告書を発行しているケースが多く、それを確認すれば投資家のESGに対する考え方と合致しているかどうかも判断しやすいでしょう。
なお、ESG投資先の候補を見つける判断基準は「ESG指数」が参考になります。ESG指数は、企業をESGの観点から評価して算出される指標です。代表的なESG指数としては下記のようなものがありますので、ご自身で投資される際に参考にしてみて下さい。
- ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI World)
- MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
- SNAMサステナビリティ・インデックス
- モーニングスター社会的責任投資株価指数(MS-SRI)
- MSCI日本株女性活躍指数
4-3 まちづくりやマイクロファイナンスなどのクラウドファンディング案件に投資する
投資信託や株式投資だけでなく、環境や社会などに良いファンドに小口で投資するという方法もあります。
たとえば、COZUCHIという不動産投資型クラウドファンディングでは、まちづくりや再開発などのESG不動産投資案件の募集実績があり、クラウドファンディング投資を通じて1口1万円の少額からまちづくりや社会づくりに参画することができます。
COZUCHI
また、クラウドファンディングの仕組みを使ったインパクト投資を手掛ける「クラウドクレジット」は、第一生命や伊藤忠商事が株主として入っている会社で、資本金などの規模も大きく、大きな成長が期待されている会社です。発展途上国の資金需要が旺盛な中小事業者に対して、ソーシャルレンディングの仕組みを使い、日本の余剰資金をそれらの国々に供給(マイクロファイナンス)することにより高利回りの実現を目指しているサービスです。最低投資額1万円、7ヶ月から投資が可能で、外貨建ての案件や10%を超える高利回り案件にも投資することが可能です。
クラウドクレジットでの投資を通じて、現地の人々の事業活動促進、雇用の創出、マイクロファイナンス事業者や再生可能エネルギー事業者等への融資を行うことができ、発展途上国の人々の生活水準向上に貢献することが可能です。社会的なリターンと経済的なリターンの両立を目指すサービスとなっています。
クラウドクレジット
5 まとめ
ESG投資は短期で大きなリターンを狙う投資方法ではありませんが、長期の運用で将来の資産形成を実現しやすいほか、投資を通じた社会貢献にもつながります。
ESG投資の始め方としては、ESGに熱心な企業を投資先とするESG投資信託を購入する方法が手軽です。ESG指標を参考にして自分で投資先を探し選定することも可能ですが、ESG投資信託の販売先を通じて購入すれば自分で探す手間などを省くことができます。
この記事を参考にESG投資に興味が湧いた方は、自らの投資方針に合う投資信託やESG課題に取り組む企業を探してみてください。
HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム
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