NFT投資に気軽に挑戦できるCoincheck NFT(β版)の魅力とは?【仮想通貨取引所コインチェック】

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最近ではNFT(非代替性トークン)が世界的に注目されており、興味を持った方も多いのではないでしょうか。現状、NFTマーケットプレイスを利用する際にはウォレットとイーサリアム(ETH)が必要となるケースが多い状況です。一方で、NFTを取り扱う国内の仮想通貨取引所も増えており、初心者の方にとって気軽にNFTを売買できるようになっています。今回はNFT初心者の方にとっておすすめのNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」についてご紹介します。

①NFT市場の現状と課題

1-1.NFT市場のトップシェアを占めるOpenSea

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The blockより引用

米暗号資産メディアThe Blockによると、2021年のNFT取引量は130億ドルを超え、前年比42,988%もの大幅な増加になりました。中でも96%にあたる125億ドルが、NFTマーケットプレイス『OpenSea』で発生しています。OpenSeaのアクティブユーザーウォレット数は100万件を超えており、イーサリアム上で最古のNFTの一つである「CryptoPunks」や、ジャスティン・ビーバーをはじめとするセレブに人気の「Bored Ape Yacht Club」などの人気タイトルが多数取引されています。

1-2. OpenSeaを使用するにはウォレットとイーサリアムが必要

OpenseaOpenSeaを使用するには、デジタルアイテムや仮想通貨を格納するウォレットを接続する必要があります。そのためMetaMask(メタマスク)やCoinbase Walletなどをインストールし、仮想通貨取引所で購入したイーサリアム(ETH)を送付する、といった手順を踏みます。ウォレットの作成や仮想通貨の送付作業は、初心者にとってハードルが高いものです。イーサリアムの送付過程でミスをすれば資産を失うリスクさえあります。OpenSeaは英語表記なので、日本人にとってはサポートを含めたユーザビリティがあまり良くない点も課題となります。

②初心者でも利用しやすいコインチェックのNFTマーケットプレイス

そこで、初めてNFT投資に挑戦する方におすすめしたいのが、仮想通貨取引所コインチェックのNFTマーケットプレイス『Coincheck NFT(β版)』です。Coincheck NFT(β版)を利用することで、イーサリアムの送付やウォレットの連携といった作業なしにNFT投資に参入できます。

2-1. 仮想通貨取引所コインチェックの概要


コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい販売所で16種類の仮想通貨を売買できる他、取引所でビットコインを手数料無料で購入できます。コインチェックのスマホアプリは、取引画面もシンプルで初心者でも直感的にわかりやすいよう設計されており、累計ダウンロード数は415万を突破しています(2021年6月末時点)。

コインチェックの取扱通貨

  • 取引所の取扱い銘柄:
    ビットコイン、モナコイン、イーサリアムクラシック、ファクトム、パレットトークン
  • 販売所の取扱い銘柄:
    ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ファクトム、モナーコイン、ステラルーメン、ネム、クアンタム、ベーシックアテンショントークン、IOST、エンジンコイン、オーエムジー

2-2. Coincheck NFT(β版)の概要

Coincheck NFT(β版)は仮想通貨とNFTを取引できるマーケットプレイスです。コインチェックの口座を持っていれば誰でもNFTの出品・売買・保管が可能で、出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料となっています。
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決済通貨はイーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)など、出品者が指定する仮想通貨を使用できます。参考価格として日本円換算が表示されているので商品価値もわかりやすくなっています。

2-3. Coincheck NFT(β版)のラインナップ

Coincheck NFT(β版)は2021年3月24日のサービス開始時点に2種類(CryptoSpellsとThe Sandbox)のNFTコレクションを取り扱っていましたが、約1年かけてラインナップを少しずつ増やしています。2022年2月現在にNFTトレカ、Sorare、Meebitsを加えた計5つのNFTコレクションを、ユーザー間で売買できるようになっています。

コインチェックで現在取り扱われているNFTとは?5つのNFTコレクションを詳しく解説!

2-4. Coincheck NFT(β版)の特徴

初心者にとっての一番の課題は、「どのNFTを購入すればよいかわからないこと」ではないでしょうか?Coincheck NFT(β版)ではコインチェックが許可したNFTコレクションのみが取引可能になっているので、ユーザーにとっては事前に審査されたタイトルの中からNFTを選択することができます。

コインチェックはNFTの発行体とコミュニケーションを取り、方向性やビジョンをヒアリングした上で判断しています。アート性であったり、ゲーム上のユーティリティであったり、NFTの価値の源泉を突き止め、少なくともユーザーの価値が棄損しないであろうNFTコレクションを厳選しています。

Openseaなどのオープンマーケットでは誰でもNFTを製作して販売できる一方で、インターネットで画像を無断コピーしてブロックチェーンと紐づけて販売するなど、詐欺的な行動もできてしまいます。NFT市場はまだ黎明期なのでCoincheck NFT(β版)の運営体制は投資家保護につながる利点があると言えます。

2-5. The SandboxのNFT高騰の事例

Coincheck NFT(β版)がサービス開始時点から取り扱っている『The Sandbox』(サンドボックス)のNFTは、2021年に大幅に上昇したNFTコレクションの一つです。
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Meta社(元Facebook社)の投資計画により、メタバースに対する注目度が高まり、The Sandbox の仮想通貨SANDは1か月で600%上昇。The Sandboxの仮想空間上の土地を表す「LAND」の平均価格も急上昇しました。The Sandboxでは、初期セール時にレギュラーLANDが1011SAND、プレミアムLANDが4683SANDで売り出されるため、SANDの価格がLAND の価値に影響する仕組みになっています。

③NFT投資の注意点

The SandboxのLANDは急激に高騰しましたが、必ずしもCoincheck NFT(β版)で取り扱っているNFTコレクションの将来性が約束されているわけではありません。

Coincheck「それが知りたかった!NFT・メタバースの最前線」より引用

2021年はNFT市場規模が急拡大した年となりました。2020年の前半のNFT市場規模は約360億円でしたが、2021年末までに1兆6000億円~3兆円に拡大したとされています。

こうしたトレンドが持続する可能性もあれば、期待先行に終わり停滞するリスクもあります。そのため従来の投資商品と同様に、余剰資金の範囲でNFT投資に取り組む姿勢が求められます。

④まとめ

Coincheck NFT(β版)によりNFTをより気軽に売買することができます。NFTは単純にコレクターの心を刺激するアイテムもあれば、ゲームやメタバース自体が普及することで価値が上昇するものもあります。目利きが重要になってくるので投資対象として興味深い分野だと思います。一方で利益を追及するあまり、流れを読み違えれば損失を被るリスクがあることも覚えておきましょう。買い手が現れなければ現金化しにくいこともNFT市場の現実です。興味のある方はコインチェックでアカウントを開設し、Coincheck NFT(β版)を試してみてはいかがでしょうか。Coincheck NFT(β版)はPCだけでなくスマホアプリからもアクセスできます。

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