CATEGORY ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ネイチャーテックNatcap、シリーズAで18億円調達。高品質な自然・生物多様性関連データサービス拡充へ

自然・環境に関する企業の意思決定を支援する英Natural Capital Research (Natcap)は7月2日、シリーズA(資金調達ラウンド)で1,100万ドル(約17億7,000万円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、高品質な自然・生物多様性関連データサービスの拡充を図る。

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アメリカン航空、航空スタートアップのゼロアビアと水素エンジン100基購入する仮契約締結。シリーズCにも参加

航空スタートアップのゼロアビア(ZeroAvia)は7月2日、米アメリカン航空と水素エンジンを100基供給する条件付き売買契約を締結したと発表した。アメリカン航空は、ゼロアビアのシリーズC(資金調達ラウンド)にも参加しており、関係性の強化を図っている。

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北欧製鉄スタートアップH2グリーンスチールへ欧州VCが出資。従来比95%排出少ないグリーン鉄鋼工場の建設後押し

スウェーデンの製鉄スタートアップH2グリーンスチール(H2 Green Steel)は7月2日、欧州のベンチャーキャピタル(VC)Demeterより出資を受けたと発表した。スウェーデン北部のボーデンにある、H2グリーンスチールの主力グリーン鉄鋼工場の建設を支援するもので、従来の高炉技術よりも95%排出量を抑えた鉄鋼を生産することができる。

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SIIF、システムチェンジコレクティブ事業で協業パートナー2社を決定

一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)は7月1日、「システムチェンジ投資」を実践するシステムチェンジコレクティブ事業で、児童虐待対応システムの開発と提供を行う株式会社AiCAN、岡山県西粟倉村の地域活性化に取り組む株式会社エーゼログループの2社を協働パートナーとして決定したと発表した。

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気候テックスタートアップAether Fuels、シリーズAで55億円調達。持続可能な燃料の製造技術の商用化加速へ

気候テックスタートアップAether Fuelsは6月27日、シリーズA(資金調達ラウンド)で3,400万ドル(約55億円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、航空・海運業界向けに持続可能な燃料を製造する、同社の独自技術Aether Auroraの商用化を加速させる。

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熱貯蔵スタートアップのロンド、130億円調達。欧州で3つの産業脱炭素化プロジェクト推進

熱貯蔵スタートアップの米ロンド・エナジー(Rondo Energy)は6月26日、7,500万ユーロ(約130億円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、欧州でのプレゼンスを拡大し、低コストのクリーンエネルギーを供給するプロジェクトを推し進める。

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豪サムサラ、シリーズA+で105億円調達。酵素リサイクル技術の拡大で廃プラ削減を加速

環境テックスタートアップの豪サムサラ・エコ(Samsara Eco)は6月27日、シリーズA+(資金調達ラウンド)で6,500万ドル(約105億円)を調達したと発表した(*1)。調達した資金を元手に、酵素リサイクル技術を拡大して廃プラスチックの削減を加速させる。

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ブルームバーグの新ツール、サステナブル投資を促進。SFDRやカーボンフットプリントなどへアクセス可能に

ブルームバーグは6月27日、投資ポートフォリオのサステナビリティ特性を測定、管理、報告するのに役立つ新しいツールをリリースした。欧州連合(EU)のサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)関連データやカーボンフットプリントなどにアクセスできるようになり、サステナブル投資の促進に寄与する。

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気候リスク評価プラットフォームClimate X、シリーズAで29億円調達。建物・インフラの気候リスク予測と価値算出へ

気候リスク評価プラットフォームClimate Xは6月26日、シリーズA(資金調達ラウンド)で1,800万ドル(約29億円)を調達したと発表した(*1)。調達した資金を元手にチームと製品開発を強化し、建物・インフラの気候リスク予測と価値算出支援を推進する。

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新井紙材の新拠点「サーキュラーBASE 美女木」オープン。サーキュラー建築を実践

6月12日、新井紙材株式会社でサーキュラーエコノミーをテーマにした拠点「サーキュラーBASE 美女木」のオープニングイベントが行われた。新井紙材株式会社はサーキュラーエコノミードット東京のグループ会社で、古紙リサイクル業を行っている。以前社員寮として使われていた社員寮を、構想から約2年かけてリニューアルした。

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UBS、ロックフェラーAMとブルーエコノミー特化ファンド設立。財務的リターンとポジティブインパクト創出を目指す

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは、ロックフェラー・アセット・マネジメントと、ブルーエコノミー分野に特化したファンド「UBS・ロックフェラー・オーシャン・エンゲージメント・ファンド」を立ち上げた。

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データブリックス、データ最適化スタートアップTabularを買収。相互運用性向上へ

データ分析基盤のデータブリックスは6月7日、クラウドに保存されたデータの最適化を支援するスタートアップTabularを買収することで合意したと発表した。両社のデータの相互運用性を高め、より迅速に製品を提供することで、さらなるリーチの拡大を図る模様だ。

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炭素クレジット市場に新たな基準。ICVCM、2700万件の炭素クレジットに信頼性の高いCCPラベルを付与

英国を拠点とする民間基準策定団体ICVCMは6月6日、コア・カーボン・プリンシパル(CCP)ラベルを付した炭素クレジットの創出手法を初めて承認した。これにより、承認された炭素クレジットは信頼性の高いCCPラベルを使用できるようになった。

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マイクロソフト「Datacenter Community Pledge」を発表。データセンター運営を通して環境・コミュニティ貢献へ誓約

米マイクロソフトは6月2日、社会課題に対処し、コミュニティにベネフィットをもたらすデジタルインフラの構築・運営を約束する「Datacenter Community Pledge(データセンター・コミュニティ誓約)」を発表した。

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SAFスタートアップSkyNRG、マイクロソフトと新ブック&クレーム立ち上げ。SAFへのアクセス容易に

持続可能な航空燃料(SAF)スタートアップSkyNRGは6月5日、米マイクロソフトと協働し、「プロジェクト・ランウェイ」と呼ばれるブック&クレームを開始した。この取り組みを通じ、航空会社と企業を結びつけ、SAFへの容易なアクセスを提供する。

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クリーンテックスタートアップAira、340億円調達。初のヒートポンプ証券化。エネルギー転換加速へ

クリーンテックスタートアップAiraは6月4日、仏BNPパリバとコミットメントライン(融資枠)契約を締結し、2億ユーロ(約337億円)を調達したと発表した(*1)。ヒートポンプの証券化という新たな資産クラスを創出した。