#BestSchoolDay. ツイッターをはじめとするソーシャルメディアで、突如として現れたハッシュタグだ。直訳すると「最高な学校の日」という、縁起の良さそうなこのハッシュタグの出現には、仮想通貨の中でビットコイン、イーサリアムに次ぐ第三の市場規模を持つXRPが、アメリカの教育に大きく寄与したことが関わっている。
リップル社は、学校教師が立ち上げるプロジェクトのみを取り扱うクラウドファンディングサイト「DonorsChoose.org」を通じて、アメリカの公立学校に関わるプロジェクトにすべてに対し、合計で2900万米ドル(約31億円)相当のXRPを寄付したことを発表した。
仮想通貨史上最大の寄付による効果は大きい。DonorsChooseのサイト内に掲載されていた3万5000件の教育プロジェクトが、今回寄付された資金ですべて達成されてしまったのだ。DonorsChooseの過去18年の活動の中で、こんなことは初めてだという。
寄付された資金は、デジタル資産の価格変動のリスクを避けるためすぐ米ドルに換金され、アメリカ全土にある公立学校の教室の整備や、約3万人の教師の支援に使われる予定だ。これにより、約100万人の生徒が学校での勉強に必要な教科書や備品、課外学習、最新テクノロジーを享受できる。
DonorsChooseが今回のリップル社の大規模な寄付に対して大いに感動し、ソーシャルメディアで喜びを共有しようと作り出したのが#BestSchoolDay というハッシュタグだ。タグ付きの投稿には、各校の教育関係者などから感謝の声が寄せられている。
これだけ大きな金額を寄付する意義とは何だろうか。リップル社のマーケティング・広報担当のモニカ・ロン氏は、今回の寄付についてこう語る。
「私たちリップル社は、教師が教育と、キャリア形成の基となる機会を与えてくれたことに感謝しています。だから、アメリカ中のさらに多くの教師が、次世代を担う子供たちを教育できるよう利益を還元したいのです。」
企業の最高責任者から新入社員、個人事業主まで、多くの社会人のキャリアは学校の教室で始まる。学校は子供が社会性を学び、基礎的な教育を受ける場だ。そんな学校を支える教師たちが、自分が働く環境に望むものをしっかりと享受できる。それだけで文字通り「最高な学校の日」になったに違いない。
【参照サイト】Ripple and Its Executives Proud to Support America’s Public Schools with $29 Million XRP Donation to DonorsChoose.org
【参照サイト】#BestSchoolDay 2018: Every Project Funded!
【関連ページ】XRPとは?特徴・仕組み・購入方法
(転載元:IDEAS FOR GOOD -「もっと多くの教師を支援したい。」リップルが行う、仮想通貨史上最大の寄付とは)
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