リップル社は21日、インド、中国、ブラジルで勢力を伸ばすイタウ・ウニバンコやインドゥスインドなどの2銀行、そしてブラジルのビーテック、シンガポールのInstaRem、カナダのZip Remit、中国の決済サービス大手「連連」などの決済会社の3社との提携を発表した。3か国での新興市場拡大に注力していくという。
世界銀行によると、世界の国際送金は、2018年に3.4%(およそ4,660億ドル)の成長が見込まれ、インドと中国は昨年最も高い入金額を記録したという。両国は新興市場において世界人口の85%を占め、さらには世界のGDPの約60%を占めている。
新興市場においては、より効果的で透明度が高く、費用対効果の高いビジネスのニーズが高いという。そこで急成長中のインドと中国に加え、ブラジルでの市場展開をすることでリップルは各国の顧客同士が繋がるRippleNetを整備していく予定だ。今後の展開も楽しみである。
【参照サイト】RippleNet Strengthens Emerging Markets Access into India, Brazil and China
【関連ページ】XRPとは?特徴・仕組み・購入方法
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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム
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