着物のアップサイクルで持続可能な社会を。FUNDINNOにサステナブルファッションのプロジェクト

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<着物文化の価値を再発見>タンスに眠る3,000万着、8兆円市場を掘り起こせ。伝統×デザインで着物をドレスにアップサイクルする「季縁」

京都発の着物アップサイクルブランドと(リメイク)専門サービスを運営する株式会社季縁は株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、募集による投資申込みを11月5日開始する。目標募集額750万円、上限募集額3000万円。申込みは11日まで。

同社は家庭のタンスに眠る着物を、パーティードレスやカジュアルなワンピースなどへと仕立て直す2つのサービスを展開している。1つは、フォーマルドレスを中心に扱うアップサイクルブランド「KIEN」、もう1つは、デイリーユースの洋服を扱うアップサイクルサービス「キモノヌッテ」。京都にあるショールームやオンライン、洋服の仕立て直し提携店等を窓口として顧客から着物を預かり、ドレスや洋服へとリメイクする。和服のアップサイクルを通して、伝統を現代へと繋ぎ、新たな楽しみ方を提案している。社名の由来は、⽇本の四季の「季」と、巡り合わせを⼤切にする事で道は必ず開ける、という仏教の要である「縁」。

近年は、長い歴史の中で培われたさまざまな文化的背景を受け継いだ方法でつくられた着物は貴重なものとなっていると予測する。一方で、着物の出荷金額のピークだった1970~80年代に生産・購入された多くの着物が一般家庭のタンスや呉服店の倉庫に眠っている現状があり、同社は「こうした価値を再確認しながら、着物を再活用する方法を考える必要がある」として、他社が運営するコスチューム事業などにおけるドレスのレンタルをリメイクしたり、東京や大阪などの百貨店でポップアップ店舗を出店するなど、柔軟にサービスを展開している。

KIENについては、直営店舗を東京など主要都市にも展開すべく構想中。キモノヌッテについては、リメイクしたい着物を持ち込む窓口を増やすべく、洋服のリメイク・リフォームなどを手がける専門店との提携をさらに増やしていく予定だ。

「眠ったままになっている着物に新たな息吹を吹き込み、アップサイクルを身近なものにする発信の強化と、高品質な生産を続けていくための体制の確保に注力し、事業拡大を目指していく」と、ファンディーノを通じた支援を呼び掛けている。

国内市場を拡大させた後はアジアや米国、中東などへの進出も計画。2030年に年間2800着以上の販売数を目指す。同社はエンジェル税制適用確認企業(タイプA)。投資すると、株主優待として、同社サービスを5%OFFで利用できる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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