ライブコマースで酒蔵と消費者を繋ぐ。日本酒特化プラットフォーム「CHEERSAKE」運営企業がファンディーノで資金調達へ

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年間推定約6,700億円の日本酒市場を完全デジタル化!日本酒の購入体験を変革するライブコマースプラットフォーム『CHEERSAKE』

株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、新規プロジェクト「年間推定約6,700億円の日本酒市場を完全デジタル化!日本酒の購入体験を変革するライブコマースプラットフォーム『CHEERSAKE』」の情報が公開された。株式発行者は日本酒を生産する酒蔵と消費者をオンライン上で結ぶプラットフォームCHEERSAKE(ちあさけ)を運営するDIGITAL SAKE COMPANY株式会社。3月21日から23日まで目標募集額1503万円、上限応募額6003万円の資金調達に挑む。投資申し込み受け付けは1口9万円、1人5口まで。

ちあさけは、ホスト側である酒蔵の人が自蔵の酒をライブ配信でPRし、消費者は配信を見ながら酒蔵の人に直接コメント欄で質問をするなど双方向にコミュニケーションしながら、気に入った酒があればその場で購入することのできる「ライブコマース(ライブ配信とECサイトが融合したサービス)」。100蔵以上ある既存のネットワークを活用し、全国の酒蔵へ参加を呼びかけていく。

日本酒の生産者である酒蔵と、消費者をオンライン上で直接結びつけるプラットフォーム「CHEERSAKE(ちあさけ)」

国内の日本酒酒蔵は洋酒の輸入や飲酒の嗜好の多様化で衰退を続け、2007年から2017年まで300社以上も減少している(農林水産省調べ)。また、1990年に日本酒を「普通酒」「特定名称酒」など複数種類に分類する制度が導入され、高価で味わいのある特定名称酒の市場が一気に拡大した半面、普通酒に分類されるその他多くの酒は注目されにくくなり、商品の味わいを表す専門用語が増え、消費者には好みの日本酒を選びにくくなるという課題も生まれた。対面販売などで試飲、購入するのがわかりやすいが、昨今のコロナ禍では難しく、酒蔵にも広告宣伝やイベントの開催などのコストが負荷となる。

国内の日本酒酒蔵は洋酒の輸入や飲酒の嗜好の多様化で衰退を続け、2007年から2017年まで300社以上も減少

プラットフォームであるちあさけは、こうした課題を解消でき、卸問屋や販売代理店などの仲介中間業者を必要としないため、マージンも抑えられる。酒蔵には、消費者双方にメリットを出すことができる強みをアピール。「全国にある蔵との繋がりを増やし、オンラインイベントの開催など、日本のローカルを支援・発信していくことによって、地域経済の再興に貢献していきたい」としている。

プラットフォームであるちあさけは、酒蔵には消費者双方にメリットを出すことができる

2026年のIPOを目指し、売上高約10億円、 同年内に月間視聴者数約3500人の獲得を計画する。

ファンディーノは日本初の株式投資型CFサービス。1口10万円前後からIPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に投資することができる。厳しい審査を通過した企業のみが投資家の募集を行う。これまでの累計成約額は48億6552万円、累計成約件数148件、ユーザー数5万9500人(3月17日時点)。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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