2021年のDEXの取引量が1兆ドルを突破、Uniswapが大きくシェアを伸ばす結果に

分散型取引所(DEX)の2021年における取引量が1兆ドルを突破したことがわかった。米暗号資産メディアThe Blockが12月23日に報じている。

The Block Researchのレポートによると、 2021年のDEX取引量は前年と比べて858%の増加を記録したという。月別でみると、最も大きな取引量を記録したのは3月となっており、前月と比べて最も取引量が増加したのは1月でだった。

以下の図は、DEXごとの月別取引量を示している。2021年後半はUniswap v3の取引量がDEXの総取引量の多くを占めており、年末に近づくにつれて50%以上を占めるようになっていた。1月から4月まではUniswap v2が総取引量の36~48%を占めていたことがわかる。

また、v2とv3を合わせた取引量は5月以降のいずれの月でも総取引量の半分以上を占め、1年を通して4月を除く全ての月でUniswapが取引量のトップとなる結果であった。

4月は1年で唯一、PancakeSwapが取引量でトップとなっている。PancakeSwapはバイナンススマートチェーン(BSC)上に作られたDEXで、4月には全体の40%以上の取引量を占め、Uniswapを上回る取引量を記録した。

Uniswapは12月23日、イーサリアムのサイドチェーンであるポリゴン(Polygon)上でサービス提供を開始した。2021年の取引量を大きく占めたのはUniswapであったが、ガス代の高騰により小口の取引では使いにくいことが問題となっている。今後は、Polygon上でUniswapを利用することによりガス代を抑えた取引が期待される。

Polygonのウォレット数は約1億2,600万個とユーザーが多くいることからも、ガス代を抑えることができればPolygon上のUniswapの取引量が増加し、Uniswapが占めるDEXの取引量割合を今まで以上に伸ばすことが予想できるだろう。

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株式会社techtec リサーチチーム

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「学習するほどトークンがもらえる」ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル) 」を運営。日本発のブロックチェーンリーディングカンパニーとして、世界中の著名プロジェクトとパートナーシップを締結し、海外動向のリサーチ事業も展開している。Twitter:@PoL_techtec