ビットコイン先物ETF上場に伴い、暗号資産ファンドへの流入額が過去最高となる15億ドルに達している。今週の流入額はビットコインが99%のシェアを占めており、先週の流入額7,000万ドルに対して大幅に新規資金が投入されていることがわかる結果となった。
CoinSharesによれば、これは先物ETF上場に後押しされたもので、ビットコイン価格が過去最高値の66,974ドルまで急騰したことも要因として挙げられている。10月15日、SECは初となるビットコイン先物ETF「ProShares Bitcoin Strategy ETF」を承認、10月19日にニューヨーク証券取引所でティッカーシンボル「BITO」で取引を開始。また、10月22日には「Valkyrie’s Bitcoin Strategy ETF」がナスダックに上場している。
両ファンドの手数料は0.95%となっているが、月曜日に新たにニューヨーク証券取引所に上場予定のVanEckのビットコイン先物ETFは手数料が0.65%となっており、投資家はより安価な商品を選択する可能性があることからさらなる資金の流入も期待されている。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
【参照記事】Competing Bitcoin ETFs Gear Up For ‘Brutal Fee War’
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- カーボンクレジット取引にブロックチェーン活用、KlimaDAO JAPANが実証実験開始 - 2024年12月5日
- カーボンクレジット取引のBitgreen、MEXCに暗号資産BBBを上場 - 2024年11月28日
- Plastiks、独サッカーのバイエル・レバークーゼンと提携し環境保護に貢献 - 2024年11月26日
- Carbify、OpenForestsのプラットフォームexplorer.landと提携 - 2024年11月26日
- Talent Protocol、Base Ecosystem Fundから戦略的投資を獲得 Web3人材エコシステムを強化へ - 2024年11月19日