英国の金融行動監視機構(FCA:Financial Conduct Authority)は、同国内における「2018年に発生した仮想通貨と外国為替の投資詐欺」に関するレポートを公開した。レポートによると、2018年に発生した仮想通貨と外国為替の投資詐欺被害額は3,400万米ドル(約37億円)だった。コインテレグラフ日本版が報じている。
FCAが同国の詐欺およびサイバー犯罪の通報センター「アクションフラウド」から入手したデータによると、詐欺による個人の損失額は76,000米ドルから18,500米ドルに減少し、総損失額は1,400万米ドル減少した。一方、詐欺被害の報告件数は3倍以上に増加し1,834件に達した。詐欺被害報告件数のうち、仮想通貨の詐欺は、81%を占めた。
FCAは、「詐欺師はソーシャルメディアを活用して詐欺を行う相手を探している。車や時計などの高級品のイメージや偽造した有名人から推薦されている写真を使用することが多い。」と述べている。FCAは、投資を検討している企業に対しては、必ず自分で調査を行い、本物であるかを確認するように注意を促しているという。
【参照記事】英国の仮想通貨詐欺、被害額減少も件数は大幅増加
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立花 佑
自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。
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