コインチェックがNFTの認知度調査を実施、6割以上が知っていると回答

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暗号資産取引所コインチェックが、NFTに関する意識調査を実施した。急速に発展するNFTへの認知や取引がどれだけ浸透しているか、またNFTをどのように捉えているかを調査することを目的としている。

今回の調査は、2021年10月13日から10月27日の期間で、全国の男女4,150名が対象とされた。

NFTの認知度については、全体の約6割が知っていると回答。NFTという言葉を耳にしたことがある人は、全体の9割に及んだ。一方で、実際にNFTを保有しているのは約2割にとどまっている。

NFTを知っていると回答した人には、知った時期についても回答を募った。2021年7月以降に知った人が最も多く、次いで2021年1月~6月となっている。実際にNFTを購入しているかどうかで時期に違いがある点が特徴だ。2021年1月~6月時点で知っていた人がNFTを購入し、2021年7月以降に知った人に対して二次流通市場で販売している可能性が考えられる。

「NFTを投資としてどのような時間軸で捉えていますか」といった項目の回答からは、保有者がNFTをどのように認識しているかが明らかとなった。全体の約3割がNFTを長期投資の対象として認識している一方で、NFTを投資として認識していない人も16.8%を占めている。

NFT保有者への回答からは、実際にどのようなシリーズが人気を集めているかも明らかとなった。NFTトレカが最も多くの保有者となり、次いでCryptoSpells、The Sandbox、Axie Infinityとなっている。なお今回の調査は、Coincheck NFT(β版)を運営するコインチェックが実施したため、多少の偏りには注意したい。

NFTの購入理由に関する項目では、投資対象として値上がりを期待しているという理由を除くと、プロジェクトやクリエイターの活動に興味があったからといった理由が上位を占めた。NFTは、発行体と保有者が直接交流できる側面を持っている点が特徴として現れている。

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【参照記事】【2021年話題沸騰の「NFT」】約6割が知っていると回答 、一方で購入ハードルはまだ高いという結果に |コインチェック株式会社

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株式会社techtec リサーチチーム

「学習するほどトークンがもらえる」ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル) 」を運営。日本発のブロックチェーンリーディングカンパニーとして、世界中の著名プロジェクトとパートナーシップを締結し、海外動向のリサーチ事業も展開している。Twitter:@PoL_techtec