【3月23日開催】「EU新電池規則のポイントと産業界への影響~サーキュラーエコノミーの観点から」ーオンラインイベント Circular X ー

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Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2023年3月のテーマは「EU新電池規則のポイントと産業界への影響~サーキュラーエコノミーの観点から」です。

新電池規則は、EU規制では初となる一製品のライフサイクル(生産からリユース・リサイクルまで)全体を扱うものです。規則が目指すのは、EU市場における安全でサステナブルかつ競争力のある電池の促進です。電池規則は、EUが掲げる欧州グリーンディールの中核をなすサーキュラーエコノミーアクションプランのもと、電池セクターにおけるサーキュラーエコノミーの推進を担う現行指令を大きく改正することを意味します。

電池のライフサイクル全体に焦点を当てた規制という初の試みは、EUにとって実験的なものであり、今後他規制のモデルケースとなる可能性もあります。非常に多くの要件が設置され、対象となる業界も大きく拡大されることから、影響を受ける企業も増加します。電池のサーキュラーエコノミーを実現するためにリユース・リサイクルにも重点が置かれ、再生材含有率や原料回収率などのターゲットには厳しい数値が設定されました。

また、電池規則のなかで義務付けられるバッテリーパスポートは、カーボンフットプリントをはじめ、規制により公開が義務付けられる電池情報を搭載したデジタルプロダクトパスポートです。EUは現在、多数の製品においてデジタルプロダクトパスポートの導入を検討していますが、バッテリーパスポートは初のデジタルパスポートとなります。このため、バッテリーパスポートも今後開発されるデジタルパスポートのモデルとなることが予測され、欧州のみならず、欧州市場で事業を展開する日本を含む世界の企業からその行方に大きな注目が集まっています。

EUはサーキュラーエコノミーの牽引者になろうとしており、そのためのツール一つとなる電池規則のような規制は、今後日本国内をはじめ世界各国でも導入される可能性も高いといえるでしょう。今回はEUの野心的な試みである新電池規則について、現地でその動きを追ってきたCircular Economy Hubの欧州在住レポーターが、その概要と対応を迫られる産業界への影響について報告します。

【参考記事】欧州議会と欧州理事会、EU電池規則案に暫定合意。持続可能性要件を2024年より導入へ
【参考記事】欧州Joint Research Centre、新電池規則の採択に向け具体的措置を開発

スピーカー

Profile photo for yfujiwarawienpro 藤原 ゆかり Circular Economy Hub (ウィーン在住)
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行と油絵。

日時

2023年3月23日(木)19:00-20:20

内容

  1. EUの循環経済行動計画のもとで改定されるEU電池規則の目指すもの
  2. 規制により影響を受ける業界
  3. 電池規則の要件ハイライト
  4. 業界における対応準備・事例
  5. 質疑応答

定員

30名(先着順)

申し込み方法

こちらのPeatixページよりお申込いただけます。

参加費用

  • 一般:2,000円(税込)
  • コミュニティ会員:無料(Circular Economy Hubへの会員登録後に加入できるSlackコミュニティ内でご案内するクーポンコードを入力)
  • 読者会員:1,000円(税込)(本記事下部記載のクーポンコードを入力。ログイン後クーポンコードをご取得ください。)
  • ニュースレター登録者:1,500円(税込)(Circular Economy Hubニュースレター3月号 – 2023年3月中旬までに配信予定 – に記載のクーポンコードを入力)

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プログラムを通じた到達イメージ

  • EUが目指すサーキュラーエコノミーについてその役割を担う電池規則を通じて理解を深める
  • 日本の電池・自動車業界も大きく影響を受けるEU電池規則の具体的な内容について知る
  • 規則対応への準備と事例を理解し、日本の産業界に必要な取り組みを検討

対象者

  • EUで事業を展開する電池関連・自動車(EV)業界の方
  • EUのサーキュラーエコノミーと規制が担う役割について考えたい方
  • 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーとEU規制に関心のある方ならどなたでも

会場

オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)

注意事項

  • 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
  • 開場は18時50分を予定しております
  • Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
  • 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
  • 後日、Circular Economy Hubのレポート等にて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
  • イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
  • お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
  • 時間配分は事情により変更になる場合がございます
  • 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください

Circular X について

Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。

主催

  • Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
    URL:https://cehub.jp
  • ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディアを事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6ヶ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中
    URL:https://harch.jp/

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※本記事は、世界のサーキュラーエコノミーが学べるメディア「Circular Economy Hub」【3月23日開催】「EU新電池規則のポイントと産業界への影響~サーキュラーエコノミーの観点から」ーオンラインイベント Circular X ーより転載された記事です。

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