米投資・持株会社のバークシャー・ハサウェイ社の副会長であるチャーリー・マンガー氏が、仮想通貨ビットコインへの不快感を明らかにした。同氏は今月15日のデイリー・ジャーナル・コーポレーションの2018年次株主総会でビットコインの流通について尋ねられ、政府の厳しい取り締まりを受けるべきだと回答している。
Cointelegraphの報道によると、94歳の彼は「誰もが楽にお金を得ることを望んでいるため、世界には時折愚かなことが起こると思っている。ビットコインのような物に人々が取り込まれているなんて不愉快だ。」と述べた。
同じくバークシャー・ハサウェイの会長ウォーレン・バフェット氏もビットコインについては批判的だ。同氏は先月メディアに対して「仮想通貨は確実に悪い結末を迎える」と発言している。
一方、JPモルガン会長のジェームズ・ダイモン氏は以前はビットコインを「詐欺」と呼ぶほど強く批判していたものの、今月12日には「仮想通貨はポートフォリオを多様化させる」といったレポートを発表し、その可能性に着目しているようだ。
現時点で、ビットコインを含む仮想通貨は、その価格変動率の高さから投機的だと批判されることもある。しかし、各国で不正利用を防ぐような法整備が推し進められ、安心して投資する人が増えれば、価格の安定度も上がる。将来、資産運用のひとつの手段となることも不可能ではないだろう。
【参照サイト】94-Year-Old Berkshire Hathaway VP: It’s ‘Disgusting’ People Buy Bitcoin
【関連ページ】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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