仮想通貨ライトコインの価格が、過去24時間で30%まで急上昇したと日本時間16日、Cointelegraphが報じた。
要因のひとつとして、日本や米国、中国を含む41カ国以上がアクセスできる即時決済サービ「Litepay(ライトペイ)」の今月26日ローンチ発表が好感したようだ。さらにビザと提携するデビットカードの発行により、ATMや商店などでライトコインが使えるようになるという。
さらに、ハードフォークにより「Litecoin Cash(ライトコインキャッシュ)」というコインの誕生が噂されていることも今回の価格上昇に影響したとみられている。一方、ライトコインの創始者であるCharlie Lee氏はライトコインキャッシュとの関係性を否定し、フォーク関連の噂はすべて詐欺だと警告した。
ライトコインキャッシュ開発チームのウェブサイトでは「”ライトコインキャッシュ”という名づけは、単純にフォークされるコインの名前をつける最近の習慣に従ったまでだ。」と反応しており、ライトコインとの関連性は否定したうえで自らをライトコインの大ファンだと語った。
現時点で、フォークに関する真偽はわからず、投資により必ずライトコインが付与されるとも限らない。今回の件に関しては、注意深く情報を追っていくことが必要だ。
【参照サイト】Litecoin Cash – Another Bitcoin-Bitcoin Cash Saga?
【参照サイト】Litecoin jumps 30 percent as traders bet on more users, upcoming split into litecoin cash
【関連ページ】ライトコインとは?特徴・仕組み・購入方法
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