2020.12.16 仮想通貨マーケットレポート【下値を切り上げるビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は小幅上昇。一時前日の高値19,400ドル付近をブレイクし19,600ドル付近まで上昇、上に抜けていくと思いきや、19,000ドル付近まで急落。再度19,600ドルに反発するなど上下に方向感の出ない展開が続いている。

イーサリアムも595ドル付近のレジスタンスに何度も阻まれており、昨日は一時更新するもすぐに反落。3度ほどブレイクに挑戦するも三番天井のような形状となってしまっており、少し上値が重い展開となっている。そのためイーサリアムは595ドルを明確に超えて600ドルに乗せてくるまではショート、超えてきた場合はロングというシンプルな考え方でいい状況。

アルトコインでも一際弱いのはXRPとなっており、Sparkトークン付与後も淡々と売られている値動きで、全く強気になれない形となっている。

昨日のトピックとしては、イギリスの投資会社Rufferがビットコインを投資枠を設定したことを公表した。

ビットコインは再度上値を伺いたい展開となりつつあり、年初来高値更新を再度狙いに行く雰囲気となっていることから19,000ドルを割れるまではロングメイクで入りつつ、急落時にはスキャルピングで対応するようなトレードがベターか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12