2020.11.26 暗号資産マーケットレポート【19,600ドル台の攻防から反落】

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昨日のビットコイン相場は再度19,600ドルトライをするも結局反落し19,000ドルを割り込む展開に。日本円でも2,000,000円台に一瞬乗せる場面もみられたが、売り圧力が強く、1,960,000円台まで軟化する動きとなっている。

米国市場はNYダウが20,000ドルという大台に乗せるも昨日は反落しており、リスクアセット全体に調整が入るような日となったか。

急騰していたXRPにもある程度の調整が入っているが、まだトレンドが完全に変化したと見なすのは尚早であり、ある程度下落した場面では買いを入れてくる投資家も多い様子。しかしビットコインの恐怖指数をみてもかなり過熱感が出てきており、いつでも逃れる体制を作りながらトレンドについていくようなスタイルがベターと感じる相場。

日本円で2,000,000円のラインでは更なる売りがまだ出てきそうだがここを抜けてくると、未開の地とも言える水準まであと一歩であるためトライする可能性の方が高いとみている。ビットコインは20,000ドルのストライクの位置に大きなポジションが積み上がっていることから、この辺りまではトライしてもおかしくない状況。

テクニカルでは短期的に二番天井となっているものの、18,000ドルあたりを明確に割れてくるまではショートは振りにくいと考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12