2021.10.4 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは50,000ドルが視野に】

※ このページには広告・PRが含まれています

先週末のビットコイン相場は大幅上昇する動き。43,000ドル台で底堅く推移した後急騰し48,000ドル台まで上昇。その後土日もじり高の展開が継続しており一時49,000ドル台半ばまで上昇が継続している。

足元は48,000ドルまで調整する動きも出ているが、先物で傾いている様子も減ってきており、短期筋の売りをこなしながら底堅く推移している印象なので、一旦ポジションは半分利益確定をしながら43,000付近のポジションは保有しておきたいところ。ストップを45,000ドル付近まで引き上げながら、47,000ドル、46,000ドルで改めてポジションを積む予定であり、47,000ドルでは軽めのポジションとしておき、46,000ドルは多めにポジションを積みながら、短期と中期どちらのポジションも構築する予定。

仮想通貨のニュースとしては、アメリカのETF承認が45日間延期となっており引き続き承認がおりていないものの、マーケットでは来月あたりにビットコインとイーサリアム両者で承認が下りる可能性が考えられており、期待されている雰囲気が強くなってきている状況。また、足元はエルサルバドルに採用されたアルゴランドが堅調な地合いとなっており、またAVAXやSOL等DeFi関連の通貨も再度上昇する動きが続いている。またAXEも急騰しており、130ドルを突破しており、NFTやDefi関連の通貨の方が取引しやすいような動きとなっている。

米国市場は株が大幅反発する動き。 金利は10年金利が1.46%まで低下しており、ドル円も110円台まで下落する動きとなった。

ISM製造業景況感指数が61.1まで上昇しており4ヶ月ぶりの高水準。

他に大きなニュースはなく、引き続きマーケットは債務上限問題と中国の電力問題が注目されているが、債務上限問題は問題なくいつも通り通過すると個人的には考えている。

ドル円は9月28日時点で先物ポジションでネットショートが積み上がっているもののそこまで影響は与えないと考えて、110円台半ばまで下落したタイミングでロングポジションを構築する予定。利益確定の目処は111円台半ばで半分利益確定を行い、112円超えを長期で狙ってもいいかと考えている。日経平均株価は、28,000円台半ばで構築したロングを29,000円台前半で本日に利益確定を検討。

【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法

仮想通貨取引を始めるなら

The following two tabs change content below.

中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12