昨日のビットコイン相場は続伸。短期的な三角保ち合いを上抜けすると淡々と上昇する動きを継続させており、48,000ドルを突破。
イーサリアムも3,600ドル台をタッチする動きとなっており、これまで売られていた通貨に資金が戻ってくるような動きとなっている。
一方で14日21時前後からブロックチェーンの稼働が停止しているSolanaは上値が重く推移。Solanaはまだベータ版ではあるものの、期待値が高いことから大幅上昇する通貨の一つであったため、一旦売られる動きとなっている。しかしながら下落幅も限定的であり、いまだに不安定な状態が続いているにも関わらず下落しないのは売り圧力がなくなってきたからと捉えており、そろそろショートからロングにポジションを転換するタイミングか。
ビットコインはテクニカルで上抜けしてきていることからここはシンプルに47,000ドルをバックにロングポジションで押し目を拾うスタンスで。
Solanaも個人的には期待しているため、下落したところはゆっくりとポジションを積み増していく予定だが、展開次第で下落余地が相当残っていることからポジションは小さくすることがいいだろう。
仮想通貨のニュースではイーサリアムの通貨焼却量が1,000億円を突破したとのニュースが流れている。またNFTの大手プラットフォーム、Openseaでインサイダー取引が発覚したとこのことでまだ未成熟の市場の一部が垣間見れた。
米国市場は大幅上昇。特段目立ったニュースはないが、NY連銀製造業景況感指数が予想以上に大きく拡大した。
また、中国の中国恒大の債券の利払いが20日不履行になったことが中国政府から銀行に伝えられた様子であり、引き続き不穏な空気が流れていることに注意したい。
ドル円は予定していた通り109円台前半まで下落したため一旦ロングでエントリーしており、110円前後で利益確定を行う予定。
日経平均株価は明日メジャーSQのため、明日までに日経平均株価が上昇すれば一旦ショートエントリーを検討。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
【関連記事】イーサリアムとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 日銀金融政策決定会合でドル円はどうなる?急伸の理由や今後の相場展開も解説【2024年4月】 - 2024年4月28日
- 地球環境を守る新たな金融支援、GX経済移行債の役割とは? - 2024年4月5日
- トランジションボンド/ローン、環境への投資を促進するファイナンス手段 - 2024年4月2日
- SDGs債の新潮流、サステナビリティ・リンク・ボンドと発行事例を解説 - 2024年4月2日
- 環境意識高い投資の始め方、グリーンボンドの基本と国内実用例 - 2024年3月29日