昨日のビットコイン相場は上昇。先日のライトコインのフェイクニュースで急騰したラインの47,000ドルを超えてくる動きとなっており、ジリ高の展開が続いた。
ビットコインは短期的にはここから強気で買い上がる目線はなく、足元保守的なトレードをするならば一旦は45,000ドル割れや急落する動きが発生した時にロングポジションで攻めるのがセオリーと考えており、高根掴みだけは避けたい場面。
イーサリアムも同様で、3,000ドル付近までの下落があれば淡々と拾っていくスタンスでいいかもしれないが、強気で攻めるのであれば短期的にはショートを選好したい場面。
また、取引高が多くなっていたSolanaも下落する動きが続いており、一時高値の220ドル付近まで上昇していたものの、足元は150ドル割れの水準まで調整する場面も見られている。しかしSolanaに投資するためのファンドが設立されており、ビットコインよりも一時金額が多く流入していたことが発表されていることから、Solanaに対する長期的な期待は大きい様子。
またGoogleがDapper Labsと提携し、Flowブロックチェーンをサポートするというニュースが公表され、Flowが大幅上昇する場面もあった。
米国市場は3指数が揃って下落、
NYダウは35,000ドル以上の水準では売り圧力が強く、少し突破するには時間がかかるような状況になってきている。
米国債金利も10年が1.28%まで低下してきており、国債価格は上昇する動きに。
注目された消費者物価指数は予想を下回る数字となり、一時的に緩和縮小観測が弱まったと言われているが、これだけで判断できるものではなくあまり影響していないと個人的には考えている。
結果論的な解説が多い中、シンプルに株価に割高感が残っている中で法人税の引き上げ懸念や、チャートの上値の重さ、中国の中国恒大の2兆円規模の破綻懸念等からポジション調整の利食い売りが出始めているという捉え方が自然と考えている。
ドル円は109円台後半まで下落してきており、109円台前半まで下落すればロングポジションを構築予定。
昨日は日経平均株価の終値が31年振りに高値を更新したことで話題となっており、消去法的に世界の緩和マネーが一時的に日本に流入しているフローが観測されている。
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中島 翔
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