野村AM、地方創生に向けた寄付スキーム「志プロジェクト」対象ファンドに「世の中を良くする企業ファンド」を追加

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野村アセットマネジメント株式会社は9月13日、地方創生に向けた寄付スキーム「志プロジェクト」の対象ファンドに「世の中を良くする企業ファンド(野村日本株ESG投資)」を追加した。 志プロジェクトは 地方創生に向けた取り組みの一環として、同社が地域金融機関と連携して地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の仕組みを活用して立ち上げた寄付スキーム。スキームの対象となる同社運用ファンドを取り扱う各地域金融機関の販売残高に応じて、対象ファンドから当社が得られる収益(信託報酬)の一部を寄附する。実施期間は2021年~2025年、初回寄附は21年3月。

寄付事業の選定方法は、対象ファンドを取り扱う地域金融機関が本店を置く各道府県で、地方公共団体が実施するSDGs(持続可能な開発目標)関連事業の中から、同社が選定する。寄付は、各地域金融機関による対象ファンドの販売残高に応じて金額が決まり、年一回実施する。

世の中を良くする企業ファンド(野村日本株ESG投資)は、ESG投資手法であるインパクト投資を採用しており、SDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献することで、長期にわたり企業価値を向上させる企業を「世の中を良くする企業」と定義、投資する。環境・エネルギー問題、社会の非効率、生活格差、地域間格差、 高齢社会の5分野で社会的課題の解決に取り組む企業の中から、経営力とSDGs評価がともに高い企業を、ボトムアップアプローチに基づいて選定する。今年8月に設定された。

同プロジェクトの対象ファンドは、世の中を良くする企業ファンドのほか、「グローバルESGバランスファンド」(年2回決算型および隔月分配型の為替ヘッジのあり/なし)の計5ファンド(13日現在)。 将来見直し、追加する可能性もある。

【関連サイト】野村アセットマネジメントの「志」プロジェクト

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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