2020.8.19 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは一時的な調整か、上昇分を吐き出す展開】

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昨日のビットコイン相場は下落。一昨日の12,000ドルの節目を突破したことで一旦ロスカットが走ったものの、上昇分を吐き出す展開となった。12,000ドル付近を一度割れると高騰についていった短期勢のロングが逆にストップハンティングされた模様で、一時11,800ドル付近まで下落する動きとなっている。

ChainlinkなどDeFi銘柄にも調整が引き続き入っており、Chainlinkの時価総額は短期的には増加し過ぎとの声も。足元はバリュエーションを意識した相場展開となるか。

イーサリアムも昨日は調整しているものの、そのほかDeFi銘柄と比較すると下げ幅は限定的。イーサリアムはポジションが傾き過ぎている反面売る材料がなく底堅い推移となっており、一旦取引高を伴う調整が入った段階でポジションを作りたいという投資家が多い状況。

ビットコインは12,000ドル割れまで一旦下落したので調整は完了と判断し引き続きロングを推奨。テクニカルのボリンジャーバンドは中心線まで価格が下落してきており、一旦はここから反発を期待したいような位置となっている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12