先週末のビットコイン相場は調整安の場面も見られたが、底堅く推移。48,000ドルを一瞬超える場面もあったがその後45,000ドル台まで調整安を見せ、再度47,000ドルに戻す動きになっており、引き続き上昇基調は継続している様子。
またリップルは対ドルで1.3400台を突破する場面もあり、1週間で80%近くの上昇を見せていることが大きな動き。
ビットコインは40,000ドルと50,000ドルのどちらの水準が近いかと言われると、50,000ドルの方が到達するタイミングは早い気がしている。トレンドラインを引いてサポートラインまで押し目を作ったらロングエントリーでいい印象。
リップルの急騰に支えられたようにも見えるため、ここからイーサリアムとともに一段高になればアルト主導でビットコインも50,000ドルの展開が見えてくるか。しかしここから一気に60,000ドルという展開も想定しにくいため、リスク管理には相応の注意を払っておきたい。
フローとしては、足元の上昇は先物主導ではなく、過熱感が以前の急騰時とは異なることは意識しておきたいところ。先物主導ではない場合、すぐに売られる圧力は先物ポジションが積み上がっている場合と比較しても小さいという点がポイント。
米国市場は株は横ばいでの推移となり、米国債金利は10年で1.28%と大幅低下。ドルインデックスも下落しており、ドルは対主要通貨で下落する中、ドル円は109円台半ばまで下落する動きとなっている。
ドル円は予定通り押し目を作ったため、一旦ロングでのポイントに到達していることからロングエントリー。109円を明確に割れるまで買い下がりの動きを行い110円台前半を利食い目処としたい。
地政学リスクで気にしないといけない報道は、アフガニスタンからアメリカが撤退していることでタリバンが大統領府を掌握し首都のカブールを占領した件。ここから先進国がどのように対応するかで戦争のリスクもあることは意識したいか。良し悪しはあれど、戦争は儲かるビジネスとして株高要因になることもあるため、そこは頭に入れておくべき点。
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中島 翔
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