2020.7.15 仮想通貨マーケットレポート【過剰流動性相場の中の無反応なビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は前日比ほぼ変わらず。

米株は過剰流動性相場で金余りの状態から資金の逃げ場として株が選好されており、コロナ第2派の警戒感は高まる中、ファンダメンタルズの動きとは違和感のある動きが続いている状況。

一方で株の上昇にビットコインは反応せず。NY時間に若干反発する動きも見せるも動きは鈍い状況。昨日はpaypalが仮想通貨事業に参入するニュースやbinanceがデビットカードを欧州で提供するようなヘッドラインが流れていたが相場には影響せず。

ビットコインはテクニカルでも動きなし。ここまで動かないと次に動いた時の値幅が大きいものと推測されるが、いつ動くのか、何がきっかけとなるのか全くわからない状況となってきている。トレード方針はレジスタンスとサポートを抜けたタイミングで同じ方向についていくスタンスは変わらずでいいと考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12