2021.5.5 仮想通貨マーケットレポート【仮想通貨市場はビットコインからアルトコインのターンへ】

昨日のビットコイン相場は下落。

ビットコインは56,000ドル付近から53,000ドル付近まで淡々と下落する動きが継続した。ポジション動向を見てもショートに大きく傾いているわけではなく、これまでのロングポジションが淡々と決済されているような動きに見える。チャートでは4月30日につけた52,000ドルが次の下値目処だが、ここを割れてくると47,000ドルが視野に入りそうな状況。

ドミナンスは引き続き低下しており、ビットコインからアルトコインへ資金が移っている動きが継続している様子。

イーサリアムは最高値を更新。ドージコインも急騰を見せており、機関投資家もイーサリアムを保有する動きが見られ始めている。

デジタル資産運用会社コインシェアーズのデータによると、先週で仮想通貨市場に4.89億円資金が流入しており、週間の流入額では2月以降最大の金額となった。

米国市場では、NYダウはほぼ変わらずだったが、NASDAQが大幅下落。これまで大幅に買われていたハイテク関連に調整の動きが出ていることや、コロナが収束した後を見据える動きが足元出ており、個人消費に敏感な小売関連銘柄に資金が集まりつつある様子。

昨日はイエレン財務長官が金利上昇を予想する発言を行っていたことが話題となっており、米債金利の低下に歯止めがかかる格好に。中央銀行の独立性は尊重するということだったが、イエレン議長の発言に株式市場が簡単に反応していることからマーケットはテーパリングに対して相当敏感になっていることが見て取れる動きが出ている。

また、金利上昇からドルが対主要通貨で全面高となっており、一昨日の米ドルの下落分を取り戻す動きに。

仮想通貨市場もテーパリングを意識し始めると、ビットコインを保有している機関投資家は株と同様にビットコインも一旦利益確定で売ってくると予想されるため、注意したいところ。

テクニカルではビットコインは下落方向が継続しそうな状況。本日は55,000ドル、56,000ドルをバックにショートポジションでトレードがベターな日と考えている。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12