2021.5.4 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインのドミナンスは低下傾向が継続】

昨日のビットコイン相場は上下に動くも方向感なく推移。56,000ドル台半ばから59,000ドル付近まで上昇する場面も見られたが、イーサリアムが大幅上昇する中でビットコインは伸び悩む動きとなり、再度56,000ドル台半ばまで下落する動きとなった。

一方でイーサリアムは3,400ドルを突破しており、日本円でも40万円が視野に入ってきているような動き。イーサリアムには機関投資家のフローが入ってきており、リスクを選好する機関投資家が増える中で、仮想通貨市場ではイーサリアムが選好される動きが継続。

ドミナンスをみるとビットコインは47%あたりまで低下してきており、ドミナンストレードではBTC売りETH買いのポジションで保有するのも一考か。

昨日は米国では経済指標が予想対比で悪化する中、米債金利が低下し米ドルが下落。ドル円は109円を一時的に割れる場面もあった。

米株市場は上昇しており、テクノロジー関連から小売り銘柄が物色される動きに。金融緩和が継続する中、個人投資家含めて株式やビットコインなどリスクが比較的高いアセットに資金が集まる一方、債券に対しての資金流入が3か月連続で低下していることは気がかり。金融緩和環境下、国債の買い入れを中央銀行は行っている中でも債券に投資をしないという動きは大きなポイント。

米バイデン大統領が取り組む国民1人あたり1,400ドルの現金給付もビットコインや株式市場に流入すると予想されるため、米株市場や仮想通貨市場が下支えされることから、引き続き堅調な展開になりやすいか。

ビットコインのテクニカルは上下ともに考えておくべき状況のため、59,000ドルを超えてきた場合は資金調達率を見ながらついていくべきか短期的な判断が必要。ドミナンスの動きを見る限り、本日も上値は重いと考えている。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12