昨日のビットコイン相場は再度60,000ドルブレイクを目指すも再度抜けきれず揉み合う展開に。60,000ドルワンタッチ後は再度58,000ドル台半ばまで反落し、その後59,000ドル台半ばまで反発する動きとなっている。
昨日の大きなニュースとして、米投資銀行ゴールドマン・サックスが富裕層向けにビットコイン投資商品の提供を公表したことを相場は好感した様子。しかし、アルケゴス問題による米株の上値の重さや機関投資家からのビットコインへのフローが停滞しつつあることで強弱混在といったところか、リスクアセット全体が昨日は重い動きとなった。
アルトコインではトロンが昨日50%以上の急騰。材料として、TRXのバーンやJustion Sun氏のNFT絡みの落札などが影響した格好となっている。継続するかは不透明だが今のところは上昇バイアスがかかりやすいか。
テクニカルでは60,000ドルを超えるかどうかが短期的な転換点ということもあり、60,000ドルを超えるまではショート、超えてくると短期的にはロング方向でデイトレードを行うのがベター。
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2021/04/image1-1.png)
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
【関連記事】BITPointに上場したトロンとは?特徴や提携先、将来性を解説
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2019/07/IMG_1605-e1564469321688-2-150x150.jpeg)
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2019/07/IMG_1605-e1564469321688-2-150x150.jpeg)
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素社会へのカギは森林クレジット 組成の流れや社会課題を現場目線で解説 - 2024年7月23日
- カーボンニュートラル技術開発・実証事業の公募詳細と採択プロセス解説 - 2024年7月10日
- 先進国金融政策はどうなる?円安動向や各通貨の売買戦略も解説【2024年6月】 - 2024年7月2日
- 持続可能な未来を支える「グリーンファイナンス」の2024最新動向 - 2024年7月2日
- ソラナ(SOL)ステーキングとカーボンクレジット利用 Sunrise Stakeの仕組み解説 - 2024年7月1日