昨晩のNY市場は、新型コロナウイルスによる経済への影響に対してトランプ大統領が検討している、2兆ドルもの景気刺激策がもうすぐ上下両院で可決・通過するのではとの楽観的な報道や思惑から、ダウ平均は3日ぶりに大幅反発し過去最大の上げ幅2112ドルを記録すると、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退し円売りドル買いが広がり2月21日以来の約1カ月ぶりの高値を付ける。
BTCの下値は昨日の安値70万台半ばと70万台を割ることなく推移し75万台の陽線で終えている。下値の目途は70万台が割れたら再び63万台の目線となるため注意。上値の目途は直近の76万台をしっかり上抜けるか、3/12の高値の83万台までには日足の25日移動平均があり上値は重いと思わるため、昨日に続き高値を抜けていくためにも他市場の動向にも注目。株との相関関係は引き続き強いため、株が大きく下落するとビットコインにも影響を与えるか。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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