昨日のビットコイン相場はレンジ内での推移。一時50,000ドル割れの水準まで下落したビットコインだが、その後52,000ドルまで反発する動きに。
米暗号資産(仮想通貨)運用会社のグレイスケールのビットコイントラストプレミアムがマイナスとなり、中短期のロング勢が投げる動きも見られたが、下落局面では底堅い動きが継続しており、50,000ドルが本日はサポートラインとなるような動きとなっている。
また先日GMOコインに上場したエンジンコインが昨日も引き続き上昇する動きとなっており、NFTマーケットへの興味の高さが伺えるような展開となった。
NY市場は先日の上昇地合いが継続し上昇する動きに。ドルも強含む中ドルインデックスは上昇、ドル円も109円を伺う展開となった。
ビットコインはリスクアセットの上昇にも押さえる形で上昇しているとも捉えることができ、今度の米国大規模経済対策における200兆円の財政出動における個人給付金がビットコイン相場を押し上げる可能性があるため注意したい。
テクニカルでは短期的には上昇方向で捉えており、50,000ドルを割れるまではロングポジションでトレードしたい。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
【関連記事】Enjin Coin(エンジンコイン)とは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日