昨日のマーケットは株式市場が反落。日銀政策会合後に米欧株式市場は大幅反発していたが、昨日情報は一服。クリスマスを週末に控える中で、値動きが荒い展開となっている。
アメリカでは7-9月のGDP確定値が発表され、3.2%の上方修正となったことが株式市場の反落の材料となったと言う解説もあるが、正直そこまで値動きに影響を与えたかと言われると違うのではないかと考えている。GDPの内訳を見ると個人消費と設備投資の項目で上振れが見られていたが、10-12月の間はこの部分が落ち込んでいる可能性が高いと考えているため、少し情報としては古いという印象。
米国債金利10年は前日比とほぼ変わらずの位置で推移しており、ドル円も132円台での推移が継続。
今週末がクリスマスとなるため今日は流動性が大きく低下すると考えられることから、不必要な取引をする必要性はないだろう。デイトレードは特に難しくなる可能性もあるため、週明けから海外投資家も戻り始めることから、特段何もしなくていいと考えている。
米欧株式市場はチャートでも一旦上値をつけたような格好になりつつあるため、一旦どこまで調整が進むのか?と言う視点で見ておくといいかもしれないと思っており、ドル円に関しても戻り売りでのスタンスを継続。日本株に関しても増税と日銀ショックのダブルパンチの状況であるため、戻り売りで問題ないと考えている。
仮想通貨市場は大きな動きはなく、ビットコインは16,000ドル台での推移が継続。
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アルトコインも大きな動きなく推移しており、目立った動きは見られていない。
ニュースとしては仮想通貨取引所のPaxfulがイーサリアムを上場廃止にするというニュースやアメリカに身柄を引き渡しされた元FTXのサム氏が2.5億ドルで保釈されたということが話題となっている。日本ではSBIとスクエニがgumiと資本業務提携を結んだことが公表された。
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中島 翔
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