昨日のビットコイン相場は下落。朝方には50,000ドルまで反発していたビットコインだが、NY時間から株式市場が下落する中、ビットコインも連れ安の展開となり下落。一時45,000ドル台まで下落しており、12月上旬のフラッシュクラッシュの安値に向けて、下落しそうなチャートになってきている。
今週のFOMCを控えて株価は上方向に攻めにくいことから、ビットコインも上値が重い地合いが継続しそうな印象のため、引き続き40,000ドル台前半まで下落したらロングで拾っていくスタンスで考えており、無理なトレードは行わない方針。
仮想通貨市場全体も大幅下落しており、イーサリアムも明確に4,000ドルを割れて3,700ドル台へ。今年好調だったメタバース関連の通貨も大幅安となっており、まだ買い場ではないと考えている。オンチェーンデータを見ても昨日の取引高は急減しており、薄商いだったことがわかっている。
ビットコインのハッシュレートは大きく上昇してきており、短期的にもファンディングレートはポジティブに回復していることから、一旦弱気な目線は短期的な印象だがどこまで下を掘っていくのか予想がしづらい状況。
30日間の価格の動きを見ると、DeFi関連の通貨が弱い状態であり、個人的にはUNISWAPが年初の水準まで戻ってきており高値から75%も落ちていることは気がかり。
米国市場はFOMCを控えて株式市場は調整安の展開に。米国債金利も10年で1.41%と前日の1.50%から大幅に低下しているが、米ドルのインデックスを見ると下落しておらずドル円は113円台半ばでの小動きに。
日経平均株価は28,000円台後半まで上昇していたが、米国の株安に連れて下落する動きとなっており、FOMCまでは28,000円から29,000円のレンジか。
FOMCではドッツチャートで見ると22年の利上げ見通しが2回、23年が3回となっており、ここに修正が入るかどうかはチェックしておきたい。引き続き仕掛ける予定は全くなく、来年に向けての方向性や方針を決める時期のため、積極的には動かず、チャンスがあったらエントリーする程度の予定。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
【関連記事】イーサリアムとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日