昨日のマーケットは株式市場はNASDAQが4日ぶりに反落。
完全に期待外れとなったハイテク関連銘柄の決算を受けてマイクロソフト、アップル、アマゾン等が急落し指数を引っ張った格好に。メタ社も時間外取引で20%の下落を見せており、総じてボロボロと言ったところか。
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カナダ中銀が発表した政策金利の発表は予想外に0.5%の利上げとなり、市場が予想していた、0.75%の利上げ幅とはならず、先週末が続いているFRBのタカ派スタンスの見直しの可能性が想起されたのか米国債金利が低下し、米ドルは続落する動きとなった。
ドル円は146円台前半まで下落しており、ドル安からの下落ということで政府の介入もなく淡々と調整してきている様子。しかし怖いのはまだ個人投資家のフローを見るとどこのFX会社でもドル円ロングのポジションが6割から7割以上という傾きとなっており、まだまだ損切り注文からドル円は下を試す展開が予想される。
年末のFOMCにおける利上げ予想も0.5%がメインシナリオとなっており昨日から市場予想の織り込みが大幅に上昇している。ドルは対主要通貨に対して下落しておりユーロドルはパリティを回復する動きに。
FRBの金融政策がピポットされる可能性が出てきている中でドルロングにこれから傾けるのは危ないというのが筆者の印象。
昨日はアメリカ新築住宅販売件数が発表され引き続き弱い数字が公表された。30年物のローン金利が7.16%とかなりの高い水準となっており、この金利で借り手がつかないのは当然なのかもしれない。
またバンクオブアメリカの調査では米国株への資金流入が6週連続で流入となっており、ここ1ヶ月以上米国株を底と考えて投資を始めている人が多いことが伺えるデータで出ている。
仮想通貨市場はビットコインが続伸。21,000ドルをワンタッチする等チャート的にも上方向で攻めやすいような動きになりつつある。
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イーサリアムも1,500ドル台後半まで上昇する場面もあり、引き続き上昇トレンドの初動と思いたい動きが出始めている。
仮想通貨市場のニュースではバイナンスがオラクルのサービスをローンチしたというニュースや、SBIVCトレードがポリゴンを上場、Huobi JapanがDEAPcoinを上場等日本でも上場スピードが上がってきている印象。また厚労省がデジタル給与を解禁している。
ポジションはEURUSDを半分利益確定しそのほかは変わっておらず。
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中島 翔
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