昨日のマーケットは株式市場が急落後の時間調整程度で、若干反発をしているも反発の力も弱く、引き続き下方向で見るしかないといった動き。
為替市場ではいよいよ日銀がレートチェックと呼ばれる電話を金融機関に行っており、介入の一歩手前まできているということが伺える。レートチェックは実際に介入可能かどうかの価格をチェックするために行われており、牽制という意味では大きな意味を持つ動きとなっている。レートチェックが行われたことで警戒感から、ドル円は142円台まで下落しており、1998年以来のドル売り円買いの介入が行われるのか注目される。
9月のFOMCでの利上げは1%の確率が若干織り込まれつつあるが、流石にここまで利上げをするかどうかは個人的には半信半疑であり、0.75%行い、淡々と年末までに0.25%引き上げてくるというのがメインシナリオとして持っている。
昨日発表されたアメリカの生産者物価指数(PPI)は燃料コストの低下から前月比低下しており、2ヶ月連続でマイナスという数字が発表された。しかしながらPPIコアは前月比上昇しており、引き続きトレンドは上方向で推移しているような印象のため楽観視はできず。
仮想通貨市場は引き続き上値が重い展開が続いている中ETCが上昇する動きに。
マージを控えてイーサリアムやイーサリアムクラシックあたりは触りにくい展開が続いており、イーサリアムのハッシュレートが大きく低下していることがわかる。
またヘッジのショートも引き続き積み上がってきており、短期的にはショートカバーが起こりやすいということが見て取れるだろう。
また大きく急騰していたLUNAの創業者が逮捕状を出されたことによって大幅下落していた。
ビットコインは一時19,000ドルに大きく落ち込む動きが見られていたが、ここからの展開はFOMC後の株式市場の動向次第だろう。
ポジションは日経平均のショートを保有しており、27,000円前後までの下落を見込んでいるため、引き続き保有方針。NYダウやNASDAQも利益確定を行っているが、再度戻り売りでどこかで再度ショートを振っていく予定。
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中島 翔
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