昨日のマーケットは株式市場がNYダウが久しぶりに反発する中、NASDAQは後場下げ幅を縮小させるも、小幅下落で引け。ドル円も米国債金利が上昇し、2年金利が一時3.54%まで上昇する中、140円台前半まで一時上昇。
米国債金利は8月から上昇をし続けており、足元は2年10年の逆イールドが縮小していることもポイントか。
ドル円は140円上のストップを一旦つけた後は、上昇する勢いは止まっている。ユーロドルもドル高の影響で再度1.00のパリティを割れているが、ユーロのショートカバーが引き続き入るか注目したいところ。
ISM製造業景況感指数が昨日発表されたが、予想を上回る数字が出てきており、製造業は底堅い状況となっていることが確認された。
バンクオブアメリカのレポートによると信頼性が高いセルサイド指標では株式市場の強気派はまだ降参していないというデータが出ており、強気になれる材料は今のところないものの、下げ幅というのはそこまで早いペースにはならない可能性もあるだろう。
本日はアメリカの雇用統計のため日中はそこまで動きが出ないか。重要な雇用統計となるため、数字をみてからどうするか判断したい。
仮想通貨市場は大きな値動きなくビットコインは20,000ドル、イーサリアムも1,500ドル台での推移が継続。取引高も下落方向となっており、仮想通貨市場は興味を示している投資家が減少している様子が取引高からも伺える。
ビットコインは9月のパフォーマンスが最悪な月となっており、過去5年間連続で下落しているというアノマリーがあることから、ビットコインを下方向でみている投資家もいる様子。
アノマリーを信じるかどうかは投資家次第だが、株価が崩れてしまった場合はアノマリー通りになりそうな雰囲気であることや、流動性が低下している中なので、どこかで動きが出ると急激な価格変動が生じる可能性もあるため、急な変動には注意したいところ。短期的なトレードは行いにくいと考えているため、引き続き下落したらポジションを積んでいくことに徹したいと考えている。
仮想通貨のニュースとしてはOpenSeaが対応するイーサリアムはPoSのみということを発表していた。またOKCoinがDEAPcoinの上場を予定していると発表している。
ポジションはNYダウは日経平均株価、英FTSEのショートは全て買い戻して利益確定を行っている。
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中島 翔
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