先週末のマーケットは株式市場が大幅反発。ビットコインも株高に連れて大きく反発しており、31,000ドル台まで回復する動きとなった。米国債金利は上昇する動きから10年で2.94%まで上昇しているものの3%台まで回復する動きには至っておらず。
足元の株式市場の反発は短期的な下落の揺れ戻しと捉えており、再度下落する局面は再度あるかと考えているものの、中長期的には底固めのフェーズに入ってきていると捉えているため、サインを見逃さないようにしたいと考えている。短期的にはどこかでショートを振っていく予定。
米国株のPut-Call Ratioは短期的な下落に備える動きが低下してきていることがチャートからわかる。
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クリーブランド連銀総裁が2回連続で0.5%の利上げを支持するコメントを出しているため引き続き利上げは濃厚な状況。またドイツで最大の州議会選が行われているが、与党のSPDが大敗しており、地方選連続で敗北していることが与党にとって大きな問題となっている。ドイツはロシアからの原油を禁輸する方向で計画しており、EUとは関係なく独断で行う予定とのことがニュースとして出ている。
ビットコインは下記チャートに表示している三角保ち合いを上方向に突破してきており、取引所残高も再度減少傾向に転じており、上昇する過程でもストップロスが発動されていないことから、ある程度ポジション調整は完了している印象。
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未決済建玉も反転して増加し始めており、ここからは現物の積み上げがどのくらいまで出てくるのかはチェックしておきたいところ。
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また個人的に気にし始めているのがNFTの取引高が4月高水準に戻ってきていること。昨年はNFTバブルの様相だったが今年に入り冬の時代かのように停滞をし始めていた。足元は増加傾向にあるため、イーサリアム含めてNFTの銘柄の動きは注目したい。
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ニュースとしては、イーロン・マスク氏がTwitterの買収を一時保留にすると表明していることや、米SECがWisdomTreeのビットコインETFの判断を再延期している。また、テザー社が信頼を壊さないためにもコマーシャルペーパーの割合を削減すると表明しており、足元USTの崩壊によるステーブルコインに対しての信頼の低下に対して対策を打った格好か。
ポジションはビットコインを昨日ロングでエントリーしており、短期で決済する予定。またユーロドルのロングを保有しており、NASDAQのロングは朝方利益確定で終了。
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中島 翔
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