昨日のマーケットは米国株式市場が続落する中、ビットコインも大幅下落しており、重要な節目となる30,000ドルをトライするような動きに。
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仮想通貨市場はビットコインの動きに連れ安となっており、全面安の展開となっている。昨日は清算量が大きく増加しており相当量のロングが切られた様子。
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取引所残高も足元減少傾向から若干増加方向に転じているような様子にも見えるため、30,000ドルを割れると現物の売りが一気に出てくる可能性があるため要注意。30,000ドルは中期的に保有していたホルダーの損益分岐点付近でもあるため、このラインを死守できないとなると相当辛い展開となるだろう。
NYダウも昨日は653ドル安となっており、米国債金利は2年0.13%、10年で0.09%の低下を見せており、なかなか見ない大幅な下落幅となっている。NYダウは年初来から12%以上の下落を見せており、どこで止まるか難しい状況。
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アトランタ連銀総裁が0.5%以上の利上げは必要ないというコメントもマーケットは気にした様子だが、現在のトレンドが継続するかどうかはインフレ次第ということになるだろう。
ドル円は一時131円台前半まで上昇していたが、NY時間の金利低下に連れて円高ドル安の動きとなり、130円台前半まで下落。円安基調に変わりはないため、ドル円をショートエントリーするのは危険と判断しているため見送り。
また昨日はヨーロッパがロシア産石油の輸送を禁止する案を取り下げたことにより、原油が下落。103ドル付近まで低下する中、資源国通貨に下押し圧力がかかっており、豪ドルが昨日は弱い展開となった。一方でヘッジファンドは豪ドルのロングを足元積み増してきている様子であり、コモディティ価格の上昇は豪ドルに大きくプラスに働くことを見越した動きのようで、AUDUSDのロングは個人的にも検討したい通貨ペア。
ロシアの戦勝記念日でプーチン大統領が戦争という言葉を出すかどうかマーケットは気にしていたが、特に変化するような内容は出てこなかったことから、状況が変化することはないか。
ポジションはEURUSDロングとNZDUSDロングを構築しており、中期的な目線で保有している。ドル円は短期的に下落したタイミングでロングエントリーはしていきたい。仮想通貨はMVとSOLを保有している状況は変わっておらず、ビットコインのロングはどこで仕掛けるか検討中。
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中島 翔
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