昨日のマーケットは株式市場が下落。米国債金利の動きはそこまで大きくなかったことから、NASDAQの下落は大きくなくNYダウの下落が引けにかけて目立った動きに。ドル円も137円台を伺う動きを見せていたが、株価の失速により135円台まで一時下落する動きとなっている。
ドル円は引き続き下落局面では拾っていきたい向きも多く、142円まで上昇するとモルガン・スタンレーの推奨トレードでも言われ始めており、円を買う材料が全くないという状況となっていることは意識しておきたい。
昨日は消費者信頼感指数が予想外の低下する数字となっており、また先行指標である期待指数も落ち込む状況に。個人のセンチメントは明らかに弱気に傾いてきており、個人消費が堅調なものの、ローンのデフォルト率が増加してきたり、クレジットカードの消費が急増していたりとそろそろ消費が崩れる点がいくつか不安材料としては現れ始めているか。
また株価指数ではかなり顕著に弱気の方向に投資家が向き始めており、一旦の下落を見込む投資家が増加している
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ある程度ポジションが傾いた場合は短期的なショートカバーには注意しないといけないため、まだ下落余地は大きいものの、急落するような動きを見せた場合は利益確定も検討しないといけないか。
為替市場ではトレーダーが日本円の円買いポジションを積み上げているということがデータとして出てきており、徐々に日銀金融政策の修正を見込み動きが強まっていることも出てきており、ネットでもポジションが円ロングのサイドに転換した様子。
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クロス円は短期的には円売りで傾いてはいるが、引き続き10年国債の上限金利を維持するのは難しいと考えられていることから、海外勢の催促相場のような動きが続くだろう。
株式市場は下落目線は変えておらず、ドル円は140円付近までの反発の可能性を視野に入れながらのトレードにしたいが、クロス円よりはドルストレートでの通貨ペアを選好したいと考えている。
仮想通貨市場は軟調な展開。ビットコインは23,000ドル台前半と小幅な下落となっており大きな動きは見られていない。
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ニュースでは日本ではリサーチ文献やレンディング事業を行っているHashHubがSBIの傘下に入ったということが話題となっており、仮想通貨市場を作ってきた会社も資金繰りが厳しい状況というのが伺えるような内容となっている。
またシャンハイアップデートを行う予定のイーサリアムで、テストネット上で時期アップデートが完了したことが公表されていた。
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中島 翔
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