アフガニスタンとチュニジア中央銀行総裁、国家主導ブロックチェーン債の発行について言及

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アフガニスタンとチュニジア中央銀行総裁は、4月8日から4月14日にワシントンで開催された世界銀行グループ総裁会議と国際通貨基金の年次春季総会において、国家主導のブロックチェーン債券を発行を検討していると明かした。4月17日、アジア経済誌Asia Timesが報じている。

同誌のインタビューにおいて、アフガニスタン中央銀行総裁のKhalil Sediq氏は、国の重要産業である鉱業やエネルギー、農業へ民間投資を行うための58億米ドルを調達する手段として、ブロックチェーン技術を利用したソブリン暗号債の発行を真剣に検討していると語った。同氏は、アフガニスタンの借入れができない国の情勢と仮想通貨発行に関して厳しい規制を受けていることを挙げて、Hyperledgerのブロックチェーン技術を利用して初となる国家主導ブロックチェーン債を発行する可能性に言及した。

チュニジア中央銀行総裁のMarouane El Abassi氏は、国家主導ブロックチェーン債の発行をするためにワーキンググループを創設したと述べている。同氏は、Hyperledgerのブロックチェーンやビットコインによって、マネーロンダリングやテロ資金供与を防止する効率的なツールが提供できると付け加えた。

【参照記事】Kabul, Tunis in sovereign crypto bond race

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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