コスプレNFTサイトCurecos(キュアコス)とは?【仮想通貨コスプレトークン(COT)が利用できる】

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今回は、NFTサービス「Curecos」について、大手仮想通貨取引所トレーダーとしての勤務経験を持ち現在では仮想通貨コンテンツの提供事業を執り行う中島 翔 氏(Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12)に解説していただきました。

目次

  1. Curecos(キュアコス)とは
    1-1.Curecos(キュアコス)の概要
    1-1.運営元である株式会社キュア
  2. Curecos(キュアコス)の特徴
    2-1.コスプレ作品のNFT化が可能
    2-2.誰もが利用しやすいシステム
    2-3.コスプレトークン(COT)が利用できる
  3. Curecosの将来性と今後の展開
    3-1.正式版へのアップデート
    3-2.自律分散型組織(DAO)への発展
    3-3.コスプレ市場の盛り上がり
  4. まとめ

22年に入り、投資家から大きな話題を集めているNFT(非代替性トークン)サービスに「Curecos(キュアコス)」があります。

Curecosとは、ブロックチェーン技術を用いたコミュニティサイトで、コスプレイヤーやそのファンがさまざまな活動や交流を行うことが可能なプラットフォームを展開しています。

これまではベータ版のみが提供されていましたが、22年6月29日に正式版が公開されました。今回は、NFTサービス「Curecos」について、その概要や特徴、今後の展開を解説していきます。

①Curecos(キュアコス)とは

1-1.Curecos(キュアコス)の概要

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Curecos(キュアコス)とは、全世界180ヶ国において100万人もの会員が登録しているコスプレに特化したフォトシェアリングサイト「World Cosplay」と連携した、暗号資産(仮想通貨)「コスプレトークン(COT)」を全世界で利用可能なプラットフォームのことを指します。

Curecosは17年2月に設立された、インターネット、NFT、コスチュームエンタテインメントに関する事業を展開する「株式会社キュア」に運営されており、コスプレイヤーたちが自身の作品を気軽に且つ簡単にNFT化することが可能なプラットフォームを提供しています。

Curecosはベータ版のみが提供されていましたが、22年6月29日に正式版がローンチされました。

1-2.運営元である株式会社キュア

Curecos2

Curecosの運営元である株式会社キュアは17年2月の設立以来、ブロックチェーン技術を用いることで世界中の誰もが楽しみながら、やりたい事を実現できるようなコミュニティを提供していくという目標を掲げて、事業展開を行なっています。

同社ではCurecosのほかにも、コスプレに特化したニュースサイトである「Curecos Plus」の運営や、世界に多くの会員を抱える世界最大級のコスプレイヤーグローバルコミュニティサイト「World Cosplay」も運営しており、エコシステムを形成しています。

Curecosでは「ブロックチェーンを活用し新しい価値をつくりたい」という思いのもと、日本のサブカルチャーの一つである「コスプレ」を世界へ発信し、テクノロジーとの融合によって新たな価値の探求を行なっています。

②Curecos(キュアコス)の特徴

2-1.コスプレ作品のNFT化が可能

Curecosではブロックチェーン技術を用いて、コスプレイヤーまたはカメラマンが自身のコスプレ作品を気軽に且つ簡単にNFT化することが可能です。

限定イベントの招待券に代わるNFTや写真付きNFTなど、その活用方法や可能性は無限大となっており、コスプレイヤーにとっては自身のブランディングにも効果的なシステムとなっています。

また、NFTが再販もしくは転売される際には、該当するNFTの発行者に対して売買代金の一部が還元されるシステムが採用されているため、コスプレイヤーは自身が発行したNFTに対して収入を得る権利を確保できます。

2-2.誰もが利用しやすいシステム

Curecosはスマートフォンでの利用を想定した洗練されたデザインを採用しており、直感的に使用できます。

また、仮想通貨を利用した経験があまりないユーザーでも安心して利用できるよう、一部のシステムはクレジットカードでも利用可能な仕様となっているなど、日本国内や海外のファンが誰でもコスプレイヤーを気軽にサポートできるプラットフォームとなっています。

2-3.コスプレトークン(COT)が利用できる

Curecosにおいて特筆すべき点として、「コスプレトークン(COT)」と呼ばれる仮想通貨を利用することで、NFTの売買や投げ銭が可能なシステムがあります。

コスプレトークンとは、18年3月に株式会社キュアによって発行された仮想通貨で、コスプレというコンテンツのマーケット化や発展を目的としてつくられました。

トークンはCurecosにおいて投げ銭として使用することが可能なほか、イベントの際やNFT作品を購入する際の支払い手段にも利用できるなど、多岐にわたる用途があります。ファンは投げ銭をすればするほど、サポートしているコスプレイヤーから返礼品として特別なNFTを受け取ることができるなど、トークンを軸としたエコシステムが確立されています。

さらには、前述したように、NFTが二次販売された場合、発行者であるコスプレイヤーに一定割合の収益が入るシステムが採用されているため、新たな収益源になるとして期待が高まっています。

このように、Curecosではコスプレトークンを用いることでファンが直接コスプレイヤーもしくはカメラマンをサポートできるだけでなく、コスプレイヤーたちも自身の手がけた作品をNFT化することで簡単に収益化を図ることが可能なため、日本が誇るコスプレ業界全体をさらに盛り上げるきっかけとなるのではと期待されています。

③Curecosの将来性と今後の展開

3-1.正式版へのアップデート

Curecosでは6月29日にベータ版から正式版へとアップデートが行われました。

アップデートについての具体的な内容としては、Curecos内で提供されるウォレットを用いて、コスプレイヤーにコスプレトークンでの投げ銭が可能になったこと、コンテストおよびイベント機能が実装されたことなどがあります。

なお、イベント機能については後日、これを利用した新たな企画が開催される予定だということです。

3-2.自律分散型組織(DAO)への発展

Curecosでは将来的に、コミュニティ全体を企業による開発や運営を必要としない「自律分散型組織(DAO)」へと発展させていく予定だということで、そのコミュニティ規模はますます拡大していくと考えられます。

3-3.コスプレ市場の盛り上がり

元々コスプレは日本独自のカルチャーであるというイメージが強かったですが、近年では国内だけでなく、世界各地において関連イベントが開催されており、世界におけるコスプレ人口は増加の一途をたどっています。

実際、コスプレのマーケットは250から500億米ドル規模にのぼると言われており、2010年以降は約15%ものペースで成長していると報告されています。

このように、日本のサブカルチャーが全世界に浸透し始めている今、デジタルテクノロジーを用いることで、場所を問わずにさまざまな角度からコスプレを楽しめるCurecosの需要は、今後さらに高まっていくと見られています。

④まとめ

Curecosは正式版へのアップデートを完了したばかりということで、今後さらにそのユーザー数を拡大していくことが予想されています。また、正式版のアップデート以降も継続的に機能の拡張および改善を行っていく予定だということで、今後の動向にも引き続き注目が集まっています。

Curecosはコスプレイヤーやカメラマンだけでなく、その活動をサポートしたいファンにとっても利便性の高い画期的なプラットフォームとなっているため、この機会にまずは国内取引所で口座を開設してコスプレトークンをゲットし、Curecosの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12