米国証券取引委員会(SEC)は、ウィルシャー・フィニックス・ファンズが申請しているビットコイン取引所上場ファンド(ETF)の承認可否判断への手続きを開始したと報告した。24日、公式文書で発表している。
文書によると、SECはインターコンチネンタル取引所(ICE)が所有する、株式等の電子取引所「NYSE Arca」において、ウィルシャー・フェニックスのビットコインと財務投資信託の株式を上場し、取引を可能にするための規則変更案の評価を開始した。両社は今年5月に最初の規則変更提案を提出しており、パブリックコメントを募集していたが、現時点で6件が投稿されたのみである。
評価の焦点となっているのは、このプロジェクトが詐欺的で操作的な行為や慣行を防止し、公正な環境の中で投資家と公益を保護できているかついてである。SECは最終決定を控えるにあたり、ウィッシャー案件の評価の分析につながるさらなるコメントを募集中だ。