日本経済新聞社グループのQUICKが主催する仮想通貨ベンチマーク研究会が8月3日、ベンチマークに関するレポートを発表した。レポート内では、時価総額上位10種類の仮想通貨の時価総額や世界の主要な仮想通貨取引所の24時間取引額と取引ペア数など、2018年7月6日時点のデータが記載されている。
今回提出されたレポートによると、時価総額上位10種類の仮想通貨だけで時価総額合計24.2兆円と仮想通貨全体の時価総額の約81%を占めている。仮想通貨の時価総額1位はビットコインで約12.5兆円であり、2位はイーサリアムで約5.3兆円、3位はXRPで約2.1兆円となっている。
また、世界の主要な取引所の24時間取引額のデータも公開されている。上位30社の過去24時間の取引額は8,400億円だ。これは仮想通貨全体の取引総額の約50%に相当する。取引額1位のBinanceは、通貨のペア数が368であり、24時間取引額は約1,417億円だ。取引額2位のOKExは通貨のペア数が499、24時間取引額約1,186億円となっている。取引額3位のHuobiは通貨のペア数が252、24時間取引額約993億円だ。
仮想通貨の取引は、世界中で行われている。国内の仮想通貨投資に関する情報だけでは、投資判断を誤る可能性もある。今回のようなデータを通じて、世界の情報にキャッチアップしていくことが重要だ。
【参照URL】仮想通貨ベンチマーク研究会報告書
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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