85.8%が「社会に助け合いが必要」と感じるも、「困った時でも人に助けを求めない」64.3%。こくみん共済 coopが3000名に意識調査

全国労働者共済生活協同組合連合会(こくみん共済 coop)は、10月15日の「たすけあいの日」にあわせて実施した「たすけあい」に関する意識調査の結果を発表した。調査は日本国内に在住する15〜79歳の男女を対象に2022年10月5日〜2022年10月7日までインターネットにて行われ、3,000の有効回答を得た。

困っている人への助け合いの行動意識は「人が困っていたら助ける」が81.9%、「人が困っていたら声をかける」が75.4%、「困っている人がいたらよく気が付く」が60.5%。一方で、自分が困っている時に人に助けを求めるかについては「よく求める」が6.2%。「やや求める」を含めても35.7%に留まり、6割以上の人が困った時でも人に助けを求めないことが分かった。助けを求めない理由には「自分で解決したい」「迷惑をかけたくない」「恥ずかしい」「面倒」「信用できない」などが挙げられた。

その他にも様々な質問へ回答が寄せられ、助け合いに対する人々への意識がうかがえた。社会がたすけあいにあふれていると思う人は40.1%、「たすけあいがあふれる社会」に共感できる人は64.3%、これからの社会において助け合いが必要だと思う人は85.8%。多くの人が助け合う社会を望み、必要だと感じていることが見てとれた。

この調査が示唆するように、多くの人が「社会には助け合いが必要」と感じる一方で、困った時に自分からは「助けて」と言えない人が大半を占める。誰もが生きやすい社会を実現するためには、「助けたい」と思う人を増やすことと並行して、「助けてほしい」ということをまわりに伝えやすい社会を醸成していくことも大切なのかもしれない。

こくみん共済 coopは、助け合いの仕組みである共済の推進を通じて、理念である「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」に取り組んでいる。本調査は、日本中に助け合いを広げていく活動の一環として、助け合いの実態把握を目的に2020年1月から実施。さらに、助け合いをより気軽で楽しいものにすることで、よりあたたかい社会をつくるとの思いから「ENJOYたすけあい」プロジェクトを立ち上げ、Webメディア「ENJOY たすけあいJOURNAL」を通じて様々な角度から「たすけあい」について発信している。今後も「たすけあい」の考え方や仕組みを通じて「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」に向けて、注力していくとしている。

【関連サイト】ENJOY たすけあい

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岡村 幸治

岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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